こんにちは。スゴバドです。
今回は『スゴバド式』を使いトレーニングとスゴバドゴールド会員のサポートでのアドバイスなどをして初めての試合で初勝利した高校1年生の中本さん(本人掲載許可済み)とのやりとりを記事にさせていただきました。
中本さんと同じ様に初心者から初めて悩まれている方もいると思います。
中本さんと同じようなことで悩まれている方の上達のヒントになれば嬉しいです。
私もとても嬉しい体験だったので、ここでご紹介させて頂きます。
初めて中本さんからきた連絡はこちらです。
私は高校生からバドミントンを始めたばかりの高校生1年生です。
数日前に「スゴバド」の存在を知りました。
新人戦が9月17.18.24のいずれかにあります。
新人戦は出場できる人数が決められていないので何人でも出られます。
ですが、私の部活の1年生の人数が奇数で、2年生の人数は偶数なので1年生で1人だけ試合に出ることができません。(1年生はみんなダブルスで出ます)
しかし、私は1年生の中で明らかに1番下手です。打ち返すことがあまりできません。
なので私はとても焦っています。
それに私よりも練習にあまり来ていなくて、真面目に取り組んでいない子に負けることがあり、それがとても悔しいです。
新人戦に出る人の選び方は、ランキング戦ではなく、ノックの時などにどれくらい打てているかで決められます。
私は、特にスマッシュとフォアのロブが苦手です。
スマッシュは当たらないこともあり、当たってもクリアだったり、クリアとスマッシュの間のようなものになります。
それにまっすぐいきません。(でもシャトルを遠くにまっすぐとばす練習を最近やり始めました!)
ロブは当たらないことが多く、当たっても遠くにとびません。
先輩からは、シャトルの下に間に合っていない、ラケットの真ん中らへんにシャトルが当たっていないと言われますがどうしたらいいのかわかりません。
家で、ロブをシャトルが上の方にあるとき、体より離れたところにきたときなどを想定し、シャトルが当たる瞬間を考えてその時に力を入れて素振りをしています。
スマッシュはラケットが天井に当たり、家で練習ができないので、部活で少しでも時間がある時に素振りをしています。(最近その時の風の音が強くなってきました!)
ですが、いざ打つ練習をするとなかなかラケットにシャトルが当たりません。
家や部活のちょっとした時間にできるロブ、スマッシュの練習はありますか?(できれば1人で練習できるものだといいです。でも、複数での練習があるならそれも教えてください!)
私は新人戦に絶対に選ばれたいので教えてください!!
長文になってしまい、すみません。お願いします。
このようなご連絡を中本さんから頂きました。
スゴバドは・・・
中本さん
そうですね。
全体的な内容をみてすぐに改善できることがあります。
それは、シャトルを当たる瞬間までみるということです。
空振りや当たらない原因の殆どが飛ぶ方向をみてしまうことにあります。
家でのスマッシュの練習はラケットを持たなくてもいいのではないでしょうか。
素振りをする練習を行えばいいのです。
自分を動画でみて、上手な先輩などと見比べてみるのもいいですね。
どうしても家でラケットを使いたいなら座ったり、ヒザで立って素振りをしてください。
中本さんの工夫次第でいくらでも練習は出来ます。
スゴバド
この返信で中本さんは必要なことがなにかを感じて頂けたのだとおもいます。
返信ありがとうございます。
今日の部活で「シャトルを当たる瞬間まで見る」ことを意識して練習します!
スマッシュの練習はハッとさせられました。
自分の工夫しだいでできるんだ、ということと、自分の上手くなりたいという気持ちがまだまだ足りないことを感じました。
スゴバドのこれまでの記事もたくさん読んでまた勉強しようと思います!
と中本さんから返信がきました。
『気持ちが足りない!』
そう感じている中本さんも素晴らしいです。
しかし、ここでそうした気持ちを持ってもらえたことはスゴバド管理人にとってもとても嬉しいことでした。
その後も『スゴバド式』を行っていただきながら、スゴバドゴールド会員の【特別】メルマガを読んでもらいました。
名前をいれてメールをくださりありがとうございます!
今回配信してくださったメールとはあまり関係がない質問ですが、今日疑問に思ったことなので質問します!
私は今年の4月にバドミントンを始めたばかりなので「みんなより早く上手くなる3つのやり方」を実践しています。
私は特に、シャトルをしっかり見ることを意識しています。ですがここを狙って打とう!とすると、相手のポジションを確認して狙うところを決めるので、シャトルをギリギリまで見れずに次に打ちたいところを見てしまいます。
まだシャトルをしっかり見ることができない私には、コースを狙うのは早いですか?
早くないのであれば、どうしたらこの問題を解決できますか?
このようにバドミントンを初心者で始めた方の中でも、凄く向上心があるのが中本さんです。
バドミントンを初めて5ヶ月でここまでできる様になるのはとても素晴らしいですよね。
中本さん
いつもありがとうございます。
ご連絡が遅くなりました。
コースを狙いたいとおもっているのなら狙う練習をしてみてください。
そして、1つ『周辺視野』というものを気にしてみてください。
スゴバドでいうとこの記事です。
https://happy-with.bz/badominton-sinia-syuuhensiya-syodoufuka-kaatutore-ningu/
相手を凝視するのではなく、シャトルを当てる時にその視野の中に相手がどこらへんにいるのかを確認するのです。
なれるとできる様になりますが、最初は基礎うちでドロップを打つまえ相手のことを視野の中に入れる練習から始めるといいですね。
試してみてください。
スゴバド
このようなコメントをさせていただきました。
周辺視野というのは、その場で目に映り込んだ情報をどれだけ見れるか。
周辺視野の広い選手よくいうところの『周りがよく見えている!』などと評しますよね。
あれはキョロキョロしてるってことではなくて、例えば目ではシャトルを追っていても、相手の選手が前に詰めてきていないかとか、ダブルスであれば自分のペアの立ち位置はどこにあるか?とかを一緒に見ようとする能力です。
中本さんの返信はこちらです。
返信ありがとうございます!
周辺視野の動画を見ましたがとても難しかったです…
これからは周辺視野も鍛えようと思います!
周辺視野はゲーム感覚で養えるので、ぜひ初心者だけではなくて、中級者・上級者の方にもやっていただきたいですね。
補足でメールを中本さんにお送りしました。
中本さん
練習でなれてくるので、上達はいくらでもできるものだと感じませんか?
私もまだまだ伸びしろがあると思い頑張っております。
基礎うちでの話をさせていただきましたが、ドロップを中本さんが打つ時に、ロブを上げる人に指で1〜5を出してもらいます。
その数字をドロップ毎に中本さんが答える。
という訓練も良いです。
とても頭も目線も意識できるので、難しいけど、楽しく練習できます。
スゴバド
中本さんの返信
夜遅くまでお疲れ様です!返信ありがとうございます!
新しい練習方法を教えてくださりありがとうございます。
基礎打ちの相手の子に頼んでやってみようと思います!
このようなやり取りをさせて頂きながら、中本さんも実践でがんばっていったのだと思います。
そしてダブルスでの試合出場が決まり、相談が来ました。
スゴバドゴールド会員の中本です。
私はダブルスのサーブレシーブが苦手で、特にロングサーブがなかなか打ち返せません。
ロングサーブを打ち返せられたと思っても、ゆるいクリアになり、しかも遠くにとばないのでそのまま相手にプッシュを打たれてしまいます。
私は19日に初めての試合(ダブルス)があります。
練習試合を今までしてきましたが、負けてばかりで全く勝てませんでした。
私も私のペアの子も、空振りや、プッシュなどが打たれやすい高くて弱いたまを打ってしまうことが多く、すぐに相手に点が入ってしまいます。
17、18日は先輩の試合があり、応援に行くのでもう、シャトルを打って練習ができません。(もう少しはやく聞けば良かったです、すみません)
先輩の試合を見て動きを勉強したり、公園でフットワークや素振りはしようと思いますが、ほかにやっておくべきことがあれば教えてください!
私と私のペアの子は、緊張と不安と焦りでいっぱいです。精神的なアドバイスもいただけると嬉しいです!
あと、試合前にやっておいた方がいいこと、やってはいけないことなどあったら教えてください!
質問が3つもありますがお願いします!
(ロングサーブ→どうしたらすばやく反応できるか、遠くにとばせるか教えてください!
空振りや高くて弱いたまを打ってしまう→先輩の試合を見て動きを勉強したり、公園でフットワークや素振りはしようと思いますが、ほかにやっておくべきことがあれば教えてください!
緊張、不安、焦り→精神的なアドバイスもいただけると嬉しいです!
あと、試合前にやっておいた方がいいこと、やってはいけないことなどあったら教えてください!)
という質問を頂きました。
中本さん
こんにちは。
おそくなりました。
私はダブルスのサーブレシーブが苦手で、特にロングサーブがなかなか打ち返せません。
ロングサーブを打ち返せられたと思っても、ゆるいクリアになり、しかも遠くにとばないのでそのまま相手にプッシュを打たれてしまいます。
サーブレシーブをする場所(ポジション)を後ろ気味にしましょう。
そうすることで後ろにあまり下がらなくてもいいので、打ち返すことができます。
大げさな話、真ん中あたりでもいいのです。
これで奥まで返せますので次に来るショットの準備をしてください。
私は19日に初めての試合(ダブルス)があります。
はじめてなんですね!!!
がんばってください!
練習試合を今までしてきましたが、負けてばかりで全く勝てませんでした。
私も私のペアの子も、空振りや、プッシュなどが打たれやすい高くて弱いたまを打ってしまうことが多く、すぐに相手に点が入ってしまいます。
17、18日は先輩の試合があり、応援に行くのでもう、シャトルを打って練習ができません。(もう少しはやく聞けば良かったです、すみません)
先輩の試合を見て動きを勉強したり、公園でフットワークや素振りはしようと思いますが、ほかにやっておくべきことがあれば教えてください!
空振りは最後の最後の最後までシャトルをみることが大事です。
そうしたクセをつけることで空振りが減ります。
弱いたまを打ってしまうのは、体に食い込まれているからかもしれません。
真横で取らないで、体の前、中本さんが思っているより更に前で当てるつもりで振ってみてください。
これは、下からのショットでも上からのショットでも同じです。
そうすると力が沢山ラケットに伝えることができる様になります。
ダブルスは2人でやっています。
1人がだめだったら、もう一人のひとが助けて協力できるのが魅力です。
なので、ミスしたら、もう一人の人がミスを減らせばいいのです。
結果的に沢山ミスをしても、先に21点とれば勝てるのがバドミントンです。
私も世界大会にはでていますが、私よりフォームが綺麗な人は沢山いるし、上手な人は沢山います。
だけどその人たちに1つだけ負けない事を私は持っています。
それは、床に落ちる数ミリまでシャトルを転んでも拾いにいける!というところです。
拾うので私より上手なひとたちは、私の事を怖がります。
すると技術的にあいての方が上手ですが、勝つ事が沢山あります。
『諦めない』
これは中本さんとペアの方も今からでもできますよね??
転んでまで取れとはいいません。
でもその気持ちを持つと緊張とか相手が上手とか関係なくなります。
バドミントンが好きで、シャトルを追うのがすきで、ラリーを続けたい気持ちを大切に試合に挑んでください。
結果はあとから必ずついてきます。
試合前に『スゴバド式』をおこなってください。
後水分をこまめに30分に1度1、2口補給すること
この程度で大丈夫です。
心配事があるなら、『スゴバド メンタル』などで検索してください
がんばってください!
勝つのではなく、バドミントンを楽しんできてください。
スゴバド
と偉そうですが・・・(汗)コメントをさせて頂きました。
そしていよいよ中本さんの初試合の結果の連絡がきました。
バドミントン初心者女子高生1年の中本さんの試合結果は??
今日、初めての試合がありました。
空振りやネットになることが結構ありましたが、なんとか1回戦目勝つことができました!!
(シャトルを最後の最後まで見ているつもりでしたが、まだまだでした)勝てて嬉しかったですし少し自信になりました。
2回戦目はシードだったので勝てませんでしたが、1点でも多く取ろうと頑張れました!
仲間の応援が聞こえたり、自分のショットがきまったりして試合がすごく楽しかったです。
これもスゴバドさんのアドバイス(諦めないこと!)とスゴバド式のおかげだと思っています!
今日の試合で、これからの課題がたくさん見つかったので明日からの部活でそれを練習しようと思います!
このように中本さんから試合結果をいただきとても嬉しかったです。
実際に『スゴバド式』は実績はあるものの『ただの方法』に過ぎません。
アドバイスにしても同じです。『ただの発言』に過ぎません。
それを実践して行った『中本さん』の努力と『スゴバド式』を素直に信じて行ってくれたひたむきな気持ちが初勝利に繋がったのです。
中本さんはスゴバドゴールド会員の中でもとても熱心な方です。
そして、一度お伝えしたことをすぐにやろうとする行動力のある人です。
中本さん本当におめでとうございます。
そして、今後は更に上達を目指して頑張っていきましょう。
なかなか上達しない・上手になりたいと考えている人・近くに指導者がいない・バドミントン初心者で指導の仕方がわからない・・・などで困っている人は非常に多いです。
『スゴバド式』では、『スゴバド式』という教材の他に・・・『ゴールド会員限定のメルマガ』と『メールサポート』でその人にあった解決策をスゴバド管理人と一緒に探して、上達を目指してもらっています。
コメント
始めたばっかの自分でもわかりやすくて、
すごい参考にさせてもらってます。
Aさん
コメントありがとうございます。
バドミントンを始めたばかりだと多くの事を覚えなくてはならないので大変ですが、練習のひとつひとつが意味のあるものだということを『意識』するだけでも上達につながります。
頑張ってください。