こんにちは。スゴバドです。
今回は、以前お話をしていた【ジュニア】チャンピオンの監督への取材が実現出来たので、その報告とスゴバドの読者さんから頂いていて質問に監督さんに答えていただきました。
また、今回アドバイスは頂きましたが、あくまでも1つの意見として、参考にして頂けると嬉しいです。
まずは読者さんからの質問と回答という形ですすめさせていただきます。
クリキング さんからの質問
少し厳しい意見だと、『泣く前に考えることがある』ということを伝えてみるのもひとつの手段とおっしゃっていました。
結局、色々な性格の選手がいるので、泣いても力を振り絞り勝ち上がる選手もいれば、泣いて崩れる選手もいるので、一概にはいえませんが、こうしたアドバイスが有効になる選手もいると考えてください。
また、次に繋がる『泣き』はOK
すずかす さんからの質問
ご無沙汰しています。久々のメール受信に早速返信させていただいております。
長男に続き今年から次男もバドミントンを始めました。
今年の1年生は男の子がうちの次男だけで他は女の子が8人くらいでした。
長男も相変わらず基礎うちのクリアーもおぼつかないレベルで次男は当たれば飛ぶものの殆どまぐれで当たっているような状況で先行きが不安です。
1年生でも勘のいい子はすぐに打てるんですね。
レベルアップには個人差があるのであまり気にしないようにしてはいますが、やはりラケットに当たらないので本人たちもトーンダウン気味で、興味をなくしてしまわないか心配ではあります。
最近気がついたことは、素振りと羽を打つ時のスイングが全く違うことです。
素振りでもお世辞にも上手いとは言えないのが、羽を打たせるとさらに酷いものに。
頭は真上を向き、肘は縮こまったまま、当たったら羽は真上に飛んでいく始末です。
ポジションどりとタイミングの両方が悪いのだと思いますが、この二つはとても感覚的なもので、今個人的に教えている初心者の子たちも同じところでつまづいています。
ここが出来れば飛躍的にうまくなるような気がしますが、どう教えたらいいのか頭を抱えています。
本で調べたり知り合いのかなり上級者から話を聞いてもこの部分は手を伸ばして羽をつかむようにとか落下点より一歩くらい後ろとか大体同じ答えで、タイミングも思ったより少し早くとか子供に言っても、まずわからないだろうという回答しか聞けませんでした。
何か良い教え方があればお願いします。
こどもの身長でネットに引っ掛けるのは当たりまえのことなので、
- ミスをさせる
- 打点を変えない
この2つを意識してみてください。
*ミスをしても良いのは練習時です。
また、選手の立っているコートの場所にもよります。手投げノックでネット前からスマッシュ練習をしている時に、打点がネットより下ならネットに引っ掛けても良いという事です。
ミッキーさんからの質問
はじめまして。
先日浪岡ジュニア、初心者から全国へ。のDVDを購入し、実践を始めたばかりです。
私にはバドミントンを小学校3年生から始めて、現在6年生になる息子がいます。
高学年になって、身長の差もでてきたため、予測して動くように言われていますが、予測がなかなかできないのです。
それから、出だしの一歩が遅いです。
どうしたら予測して動けるようになるでしょうか?
ミッキーさんへ監督からの回答
予測をしている前のショットがまず有効なショットになっているかを考えてみると良いです。
また、出だしが遅れてしまうのは、待ち方が常に同じだからかもしれませんね。
こじりか さんからの質問
こんにちは、お世話になっております。
初心者(女の子)に
ラギングバックの感覚を教えるいい方法はありますでしょうか?
団扇くらいしか思いつかなくて困っています。
レシーブ・クリアで使わせたいと思っています。
(ラギングバックができないので全然飛びません)
よろしくお願いします。
こじりか さんへ監督からの回答
ラギングバックについて、基本の振り抜きが出来ていないと、ラギングバックに持っていくのは難しいかもしれません。
ラギングバックのイメージを選手につけてもらうには、選手の後ろにこじりかさんが立ち、ラケットヘッドをつまんで離さない。
スイングでヒジ、手首まで出た所で、こじりかさんが手を離す。
これでラギングバックの感覚を覚えてもらうのがいいのではないでしょうか。
ヘッドが常に引っ張られているイメージをつけてもらえると良いですね。
ユウジ さんからの質問
いつもお世話になっております。
お陰さまで娘は少しずつ上達しております。
今回、ABCの大会でも優勝経験者の監督さんと取材とのことで、楽しみにしております。
質問ができるのでありましたら、メンタル面の事をお聞きしたいです。
ゲームでの娘のスイッチが入ると、かなり格上相手にも引けをとりません。
しかしいつスイッチが入るのか、、、わからない状態です。
こういった場合、どのようにコントロールしてあげたら良いのか?
是非お聞きしたくお願いしたいです。
何卒よろしくお願いいたします。
ユウジ さんへ監督からの回答
格上相手になると皆、強気になりスイッチが入る事はある様です。
逆に格上の相手は負けられないプレッシャーがかかり、いつもの力が出せないこともあります。ジュニアではこうした少しの気持ちの中での不安がプレッシャーになることがあります。
声を出して行く事で変わる事もあるので、自分から積極的に鼓舞していくことも良いでしょう。
格上、格下に関係なく、どんなプレー・気持ちで挑む様に持って行って下さい。
本人のやる気が無い場合、それでも親はやらせるべきか?
この質問はとても難しい問題だと思っています。
このような質問は非常にスゴバドにも多いです。
監督さんはどのように考えているのか?
ひとつの意見としてアドバイスを頂きました。
監督としての考え
本人がやる気が無い時に・・・。個人なのかチーム練習なのかで違うと思います。
個人練習であれば、やる気が無いと成長も期待出来ないので、無理にやる必要はないかと思います。
何の為に(自分がどうなりたいか)練習しているのかを理解させるべきかと思います。
チーム練習の場合、組織に属している以上はしっかりとやらせるべきだと思います。
バドミントン以前に人として。
練習で心がけていることはなんですか?
という質問をスゴバドからさせて頂きました。
監督としての考え
ジュニア選手は昨日やれていた事が、翌日にできなくなることが良くある。
それは逆にいうと当たり前と思い根気よく、反復練習で身につけていくべき。
例えば週1で練習をしているジュニアは、翌週になったら、先週覚えた事を忘れてしまう。
これが、最低でも・・・週3回できているのであれば、反復練習ができると思う。
もちろん反復しなくても覚えられる選手もいるけど、多くの選手は反復練習することを心がけてやるべき。
まとめ
このほかにも近況報告をお互いにして、楽しい4時間の取材をさせていただきました。
自分で書いた文字がなにかの記号のようになっていて、解読が大変でしたが、ためになる4時間でした。
ジュニアチャンピオンの監督とスゴバドは数年前に飲む機会があり、その時にバドミントンでの夢を語っていただきました。
その時に、スゴバドは同じようにその夢を叶えたいと思っていましたが、何も行動に移せていませんでした。
その夢を現実に少しでも向けていきたいと発足したのが、この『スゴバド』というサイトです。
まだ、たいした実績も作り上げていませんが、熊本震災のときにも募金をさせていただいたり、今後も体が不自由な人や困っている人のためにバドミントンを通じてなにかできないか?ということを最終目標に掲げています。
今回はスゴバドの原点を見直す良いきっかけにもなりました。
これも、応援してくださるみなさん、記事を見ていただける皆さんのお陰です。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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