以前からですが、バドミントンジュニアの指導を依頼されるお父さんなども居て、経験が全くないのに頼まれてスゴバドさんを参考にして居ます。
ラケットワークは、どのように教えれば良いですか?などと連絡がくることも少なくありません。
そこで、今回は、バドミントン初心者でラケットワークを覚えてもらう方法として、どのような練習を行なっていくかをいくつか提案していきたいと思います。
また、フットワークについての記事はこちらの関連記事からご覧ください。
→ バドミントンジュニアの練習では何を教えれば良いの?【初心者フットワーク編】
バドミントンジュニアの初心者の練習
バドミントンジュニアの練習でも初心者では何をすれば良いの?という人もたくさんいると思います。
まずシャトルになれること、ラケットの長さになれることがラケット競技において最初の難関かと思います。
その理由は、ラケットの先にあるガットでシャトルをとらえなければならないからです。
普通、手でとらえる競技であれば、そこに感覚の誤差がないので、比較的難しくないですが、ラケットという道具を使うことで、手の先に距離が生まれ、距離感をつかむことが難しくなります。
なので、空振りしたり、しっかりとラケットの中心あたりにシャトルをとらえるのが難しくなります。
バドミントン経験のない親御さんも教えることはできる?
バドミントン経験のない親御さんからよく質問を受けます。子供がジュニアチームに入会したと同時にコーチを依頼された方、結構居ますよね?笑
そして、スゴバドにも結構そうした問い合わせがあり、せっかくバドミントンを教えるなら、まず指導する側が勉強して子供たちを上達させてあげたい!と、とても素敵な方が多くおります。
そして、その指導者さんがバドミントン経験がなくてもお子さんに教えられる環境があるというのは、とても素敵だと思います。
しかし、そのためにはバドミントン の基本となる部分を子供に伝えて行かなければなりません。
今回の記事ではジュニアに置けるラケットワークについてのみお話に出していきたいと思います。
バドミントンでは何を教えればいいのか
大きく分けて、ラケットワークとフットワークこの2つをバドミントンでは教えていきます。
ラケットワークはラケットの握り方、使い方、振り方ですね。
ラケットワークではまずラケットの握り方が大切になります。
ラケットの握り方が間違っていると、手首の動かせる範囲(可動域)がせまくなります。せまくなったラケットで打てるショットや範囲までせまくなるので、初心者のうちはあまり大差がなくても、中級者以降で大きく苦労をすることにもなります。
なので、必ず握り方から覚えてもらいましょう。
ラケットの握り方としては、ラケットを包丁に見立てて、握るようにします。
ラケットの握り方ができたら、次はラケットの使い方です。
ラケットはうちわをあおぐように使います。その時に握り方が間違っているとラケットヘッドの動きは小さくなり、シャトルをラケットに当てる時、大きな振り抜きができないことでシャトルが飛ばなくなることになります。
ここで言っている大きな振り抜きとは、ラケットの可動できる部分という意味で、大振りをしましょうと伝えているのではありません。
バドミントン初心者は特に『ラケットの握り方』に注意して欲しいと思います。
ジュニア初心者での練習とは
ジュニアの初心者が行える練習としては、まずシャトルになれる、ラケットになれるということがあります。
そのため、ラケットとシャトルを使い遊びをふくめてラケットという『道具』になれるということを行うと良いと思います。
例えばシャトルの代わりに風船をふくらまし、ラケットの面に当てる練習。
それから、シャトルをラケットの上に乗せながら動く練習。落下させないようにすることでシャトルの感覚を養います。
また、天井に向けて打つ練習。一人で何回続けられるかなどもシャトルになれる練習になります。
ラケットワークは何から学ぶ
ラケットワークを学ぶときには、何から覚えればいいか。よくこのような質問がきます。
ラケットワークでは、まずラケットを振ってみる。このようなところからラケットの振り方を覚えて行ければ良いと思います。
ラケットを振って、動画などをスマホで取るのも良いですね。
動画で取るとあなたがどのようなラケットワークをしているかがよくわかると思います。
バドミントン初心者では、自分のイメージとは全く違う振り方をしていることが多いです。
よく小学生低学年で、ひらがななどの練習で、『なぞる』練習をしたと思います。
今考えると難しいことではないのですが、小学生低学年ではとても難しいことで、『なぞる』だけでもはみ出てしまったりしますよね。
バドミントンも同じで、お手本になる人のラケットワークをみても、同じように行っているつもりでもなかなかマネができていない場合があります。
そのようなときには、なんども素振りをしてください。
単純ですが、これが一番早く習得する方法です。
また、お手本になる人が居ない場合などはDVDなどを参考にするのも一つの方法です。
バドミントンジュニアの練習では何を教えれば良いの?【初心者ラケットワーク編】まとめ
今回はバドミントンの初心者のラケットワークについて焦点をあてて、解説をさせていただきました。
バドミントン初心者が上達するためには、もちろんラケットワークだけではなく、その他のこともできるようにならなければ上達はできないのです。
ラケットワークだけではなく、初心者から中級者までステップアップできるオススメのバドミントンジュニア用のDVDを2本ご紹介します。
DVDをみる効果を図解で説明しておきます。
このように目的や行動がわかるので、吸収も早く、上達できる可能性も高くなります。
目から入る情報という点でも、向いている人が多いです。
ユーチューブなどでは試合自体、全体を見たりするために楽しむことはできますが、細かい動きや、どのように練習をしていけば良いかはわかりません。
なので、このようなバドミントンDVDを繰り返し視聴していくことで、覚えやすいという効果があります。
それではバドミントンジュニア初心者のDVDのご紹介です。
1,ジュニア日本1の実績と奈良岡功大選手を排出している
浪岡ジュニアDVD
2,日本ユニシスで全英ミックスで優勝している渡辺 勇大選手や米倉 加奈子などを排出しているチーム小平ジュニアDVD
気になる方はぜひご覧ください。
コメント
バドミントンを始めてもうすぐ1年になる小学高学年の女子です。
素振りのフォームは良いのですが、実際に羽うちをするとフォームが崩れてしまいます。
当てようと思い力み過ぎるのか、動きも硬い様な気もします。
どの様な練習方法がありますか?また、声かけなどありましたら教えてください。
モモ太さんへ
コメントありがとうございます。
そうですね。まずは飛ばそうとするとフォームが崩れたりするので、引き続き繰り返し素振りで形を作ることも大事です。
また、最初は飛ばさないで当てることを意識するために、吊るしたシャトルを当てる練習から始めると良いです。
風船など落下してくるのが遅いもので、ラケットに当てる練習もおすすめします。