スマッシュがバックアウトになってしまう理由
スマッシュがバックアウトになってしまう人をよく見かけますが、これに大きな理由があります。
シャトルは引力を受けながら先に進む性質があります。
例えば、10センチ進めば、引力分で5センチ下がるとします。
更に、10センチ進めば、引力も5センチ下がりながら進みます。
つまり、打点が高い所から打ち降ろせば、失速はするもののコートにINできます。逆にショット力があるけど、身長が低い人、打点が低い人は、限られた幅でしかINすることは難しく、ネットに引っ掛けやすかったり、バックアウトになりやすかったりとなってしまいます。
バドミントンでジャンプスマッシュをする意味
では、バドミントンでジャンプスマッシュをする意味はあるのでしょうか?
実はこれは大きな意味があります。バドミントンでジャンプスマッシュを打つと入りやすくなります。
前の章でお話をしたように、高い打点から打つことにより、失速は一定で起きるので、コート内にINしやすくなります。
なので、安定して打つ場合には、ジャンプスマッシュを打つことも1つの方法と言えます。
まとめ
バドミントンの日本代表の中でも、ジャンプスマッシュを打つ選手は女子にも増えてきています。
背が低くてもジャンプスマッシュをすることでネットミスやバックアウトを減らし安定感ある攻撃を行えるということがわかります。
もちろん、ジャンプスマッシュをしただけで、安定する訳ではありません。
ジャンプをしてる最中にバランスが崩れれば、もちろん安定したスマッシュは打てません。
初心者の人は、まず、ジャンプしなくても、スマッシュを練習していつも同じ振り抜きができるように、体に染み込ませて行きましょう。その後からでもジャンプスマッシュは良いのかもしれません。
また、スマッシュに関しての記事は、この下にある関連記事からご覧ください。
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