バドミントンの上からのショットでスマッシュの打ち方でゼロポジションというものがあるのをご存知でしょうか。
ゼロポジションで打つとスマッシュも強烈になります。
理由はカラダの使い方です。
カラダを上手に使いスマッシュを打つためには、このゼロポジションを覚えておくと良いです。
これはバドミントンだけではなく、その他の競技などでも幅広く知られている内容です。
人のカラダを上手に利用したゼロポジション。
こちらについて解説して行きましょう。
ゼロポジションの位置
ゼロポジションの位置を画像で見る
(出典:YouTube)
ゼロポジションの位置についてですが、両肩から肘を20度程度あげたところがゼロポジションと言われています。
上の画像は野球選手の投球シーンですが、頭の真上から振り下ろすのではなく、見た感覚でいうと斜めから振り下ろすようなイメージですよね。
しかし、人によってゼロポジションは違うので、絶対にここ!!と言うことはできません。
簡単なゼロポジションの確認方法(見つけ方)
ということで、簡単なゼロポジション確認方法(見つけ方)です。
- 両手を天井に向けてあげる
- 肘が肩よりも下がらない程度に力を抜く
その位置がゼロポジションになります。
上の画像のように、赤いラインのような位置に肘が下がると思います。
あなたの位置が見つかったらゼロポジション でラケットが振れるように練習しましょう。
オーバーヘッドストロークからのスマッシュやクリアなど遠くまで飛ばしたり、スピードが求められるショットなどの時に力が伝わりやすくなります。
ゼロポジション実践編
ゼロポジションがわかったら
ゼロポジションの位置が確認できたら、今度はインパクトの場所をゼロポジションに合わせて打点をとります。
ゼロポジションで打つことで、体に負担をかけずにシャトルを飛ばすことができるかと思います。
また肘の位置は肩よりも拳1〜3つ分前で打つと更に力が加わりやすく感じると思います。
少しずつ位置を確認して見ると良いでしょう。
ゼロポジションでスマッシュを打つ練習
ゼロポジションでスマッシュを打つ練習としては、ネット前で手投げのノックなどを行なって行きましょう。
手投げのノックは上投げで行いましょう。
理由は、ノックをだす人も、この時にゼロポジションを意識して、シャトルを投げていただきたいからです。
ゼロポジションから、シャトルを離しノックを出していきましょう。
ノックを受ける人はゼロポジションを意識してインパクトをむかえてスマッシュを沈めていきましょう。
関連記事
スマッシュでシャトルが下に沈まない場合にはどうしたら良いの?
ゼロポジションを更に活かすために
ゼロポジションは力を入れやすい場所と言うことは、今まご説明でわかってもらえたかと思います。
なので、ゼロポジションを活かせるように、もう一手間加えて見ましょう。
それはグリップです。
スマッシュの話題が出るたびに出てくることですが、それくらい重要です。
打つ瞬間にグリップを握ることで、よりスマッシュは速くなります。
また、インパクトの瞬間にグリップを強く握り、シャトルが離れたらグリップから力を抜くことも忘れないようにしていきましょう。
関連記事
【パワー】は結構あるのに、バドミントンのスマッシュは力が入らない・・・
次はゼロポジションのメリットについて
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
コメント
ゼロポジションの打ち方はスマッシュ以外でもできますか?
Aさん
コメントありがとうございます。
ゼロポジションの打ち方は、スマッシュ以外にもできます。
クリアやカットなど、上から打つオーバーヘッドストロークで活用できます。