こんにちは。スゴバドです。
今回はガットの購入の際に考える張り方などについて詳しく解説していきます。
またガット張りの機械は導入した方が良いかどうかについても解説します。
バドミントンのガットの購入について
バドミントンのガットというのは、ラケット以上に敏感なものです。
言ってしまえばただの糸ですが、色々な形状に編み込まれているのですが、このガットの細さや編み込み方によってもシャトルの飛び方や音などが、変わってきます。
また、同じガットを張っても、18ポンドと23ポンドでは全くシャトルの飛び方や音も変わって来ます。
こちらの記事には、色々なガットの書類を掲載しています。
⇒バドミントンのガットの購入や張り方、テンションについて。意外にしられていないポンド
また、ガット張り機を購入すると出費を抑えらる場合もあります。
⇒ガット張り機(ストリングマシーン)バドミントン用はコレ!分銅式・ハンドル式・自動式
まず、殆どの人にオススメで知られていないガットの張り方をお伝えします。
あまり知られていないガットの張り方(ガットを硬く張ると?)
ガットの張り方についてですが、基本ラケットなどでは、推奨ポンドというものがあります。
そしてそのポンド数というものは、数字が少ないほどユルく張っています。
そして、30ポンドなどという数字はラケットの推奨ポンドをオーバーしているとおもいますが、硬く張る事を意味します。
当然硬くガットを張ると引っぱりの強さが大きくなるので、ラケットが折れやすくなります。
私は自分でガットを張っているので、20代の時には30ポンドで打っていました。
シャトルが当たるの、良い音がして、かっこいいんです!
さて、ここで、この30ポンドと硬く張ったガットのメリットは打感が良いということです。
スマッシュを速くする為に硬く張る人もいるのですが、シャフトの硬いラケットを使う人はこのような硬めにはるのも良いのかもしれませんが、実はあまりオススメできません。
スマッシュの部分ではそういったメリットもありはするものの、デメリットが多いのです。
スイートスポットが狭くなる。
関連記事⇒バドミントンのスイートスポットに当たらない病を改善(スマッシュ・クリア編)
これが、まず一番のデメリットですね。
これにより、しっかり当たらなかった場合にショットが当たらない。レシーブが奧まで返らないなどが起こります。
ガットを柔らかく張ると?
つまり、ガットの張り方については、ガットの張りを柔らかくすることで、スイートスポットが広くなり、若干シャトルの当たる位置がずれても奧までしっかりと返球できることが多くなります。
特に女性は少しいつもよりポンドを下げるだけで、劇的にレシーブが良くなったりするケースもあります。
また、スマッシュに関しても、ガットが緩いとシャトルとガットの接着時間が長くなり、ラケットのしなりを利用できるので、速く沈みやすいショットが打てるようになります。
それこそ、握りだけを意識すれば速いショットが打てます。
なので、私の場合は筋力も若い頃よりも落ちて来ているのもあるので、ポンド数も20ポンド程度にして張っています。
コメント
少し話は違うかもしれませんが、ご了承ください。ガットが切れていない状態で無理矢理ハサミでガットを切ると、やっぱりラケット壊れますか?
市村さん
コメントありがとうございます。
ガットが貼ってある状態のものをハサミで切ってもフレームにヒビや劣化がなければ、折れにくいです。
ただし、真ん中辺りからきってあげたほうがラケットに負担は少ないです。
ヘタ切れ(フレームまわりで切れる)したときにラケットが折れてしまうことがあります。
あれは、フレーム付近で切れた負荷がラケットにかかり、折れてしまうのです。
なので、スイートスポットあたりから徐々にフレーム側にきるほうがラケットの負担が少なくなります。
参考になれば嬉しいです。