イメージトレーニングの実践前に注意する事
イメージトレーニングは良いイメージを付ける為のトレーニング方法です。
ですから、悪いイメージを持たないでください。
例えば、全日本選手の試合をみるとします。
- この全日本選手のように明日は動くぞ!浮いてきたヘアピンは全部プッシュするぞ!
- この全日本選手強いなぁ。こんな風に動ける訳がない。あんなにスレスレに飛んできたショットをプッシュなんて絶対にできるわけない!
とイメージが2つに分かれると思います。
もし後者のような考え方ならば、残念ながら上達するのに時間がかかったり、いざというときに身体が萎縮してしまいます。
しかし、前者のように全日本選手のように動くぞ!と思う事でイメージトレーニングの効果は存分に発揮できるようになります。
バドミントン理論イメージトレーニングと慣れ
人間習慣や慣れというものは身体に染み込むものです。
例えば、毎日夜中まで起きるのが普通の人がいるとします。
明日から、規則正しい生活をしないといけなくなり、朝は6時起き、夜は20時には寝ないといけません。
きっとこの人は夜中に目が覚めてしまったり、こっそり夜更かしをしてしまうでしょう。
これが、習慣や慣れというものです。
これをバドミントンで置き換えてみましょう。
バドミントンでの習慣や慣れは・・・
- 例えば最初から最後までダラダラと練習するチーム
- 例えば途中に5分の休憩が2回だけあり、それ以外はキビキビと動く練習をするチーム
どちらの方が強くなりそうですか?
またダラダラと練習をするチームのメンバー1名がキビキビと動く練習をするチームに行ったらどうなるでしょう?
つまり、習慣や慣れの中で私たちは生活しているのです。
その環境を変えるよりも、手っ取り早い環境を整備するのが、イメージトレーニングというわけです。
イメージを膨らませておいて、練習や試合に取り組めば、自分のやれる事が間違いなく増えます。
全日本選手の例を出しましたが、当然明日から全日本選手のようなプレーヤーになれる訳はありません。
ですが、イメージトレーニングを行えば近づく事ができます。
少なくても、絶対無理とイメージトレーニングを行わない人はそれ以上に強くなるのが厳しくなります。
では、どのようにしてバドミントンにイメージトレーニングを取り入れれば良いかを解説します。
バドミントン理論イメージトレーニングの導入方法
人間は痩せたいと思えば身体が、痩せたいと思います。
痩せたいとイメージトレーニングをすると、あのドーナツ1個食べたいと思っても、半分にしておこうかな。
という抑制がかかります。
バドミントンではどういったイメージトレーニングが有効なのでしょうか。
幾つか例を挙げたいと思います。
- 試合前に憧れの選手の勝った動画を「スゴバド」で見て、明日の試合のイメージトレーニングを行う。
- 試合前に対戦相手のDVDを確認して、ここに打ったら、ここに返ってくるというイメージトレーニングをおこなう。
- スマッシュが遅い。もっと速くスマッシュを打ちたい。うちのチームでスマッシュが速いあいつの打ち方をイメージする。
- クリアが奧まで飛ばない。「スゴバド」のクリアを奧まで飛ばす方法を見てイメージトレーニングして明日の練習でやってみよう。
こういったイメージトレーニングを行い試合に挑めば、少しずつプラスの方向に動きます。
ぜひ、騙されたと思ってやってみてください。
バドミントンが更に楽しくなると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はバドミントン理論でのイメージトレーニングのメリットということでお話をしてきました。
試合になると特にメンタルの部分で勝敗を分けることも大きくなるのが、バドミントンだと思います。
その中で良いイメージを作ったり、練習のときに試合をイメージしながら取り組むことで試合のときに同じようなことがいつもどおりにできる場合があります。
なので、イメージトレーニングを行うことはとても重要です。
そして、反復練習をしていくことで得られるものもイメージトレーニングと同じです。
繰り返し行う練習も意識してみてください。
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