今回は園田嘉村の試合風景からレシーブの利き足の前後に注目していきたいと思います。
あなたのレシーブの基本では利き足が前ですか?
それとも揃っていますか?
または、利き足と反対の足が前に来ていますか?
今回は園田嘉村ペアのレシーブを参考にしてレシーブの利き足の位置に注目して見ていきましょう。
右後ろからのスマッシュレシーブ
右後ろからのスマッシュに対応するレシーブ時の利き足は?
スマッシュに対応するためには、取りやすい足の向きと、打ってくる人からみた時にレシーブが行いやすい態勢でいることがレシーブを安定させることになります。
では、レシーブを安定させるために園田嘉村ペアはどのような足の使い方をしているのでしょうか。
レシーブ安定のためには、相手側をみるというのが基本です。
『そんなことはわかっている!!』
という言葉も聞こえて来そうですが、まずは、園田嘉村ペアの動きから見ていきましょう。
1では、肩幅程度の足幅、右奥からのスマッシュに対して、右側にいる嘉村選手、左側にいる園田選手どちらも利き足を前に出していることがわかります。
園田嘉村がリアクションステップを始める
園田嘉村ペアは相手が右後ろから打ってくるのに備えて、リアクションステップを始めます。
相手選手は、まだインパクトを迎えていません。シャトルがラケットに当たるまであとわずかというところです。
足幅は、画像の1枚目とあまり大差がありませんが、相手のショットに備えて足幅を移動させるための準備をし始めています。
利き足が前、足幅に変化
相手選手が打つ瞬間です。
園田嘉村ペアは同時に足が浮いているのがわかります。
膝を軽く曲げて、足幅が肩幅よりも広がっていることもわかります。
動画でみると、ほとんど2人も同時くらいにリズムをとって利き足も前に揃えてレシーブに備えています。
この状態から次にスマッシュ・カット・クリアが来ても対応するための足の向きと幅ということなのでしょう。
また、右奥からコーナーへストレートスマッシュが来た時に、利き足ではない足が後ろ側にあるので、1番この一から速いストレートスマッシュが食い込まれてもレシーブできるように利き足の反対側の足を引いて待っているのでしょう。
そして、対角側にいる園田選手のバックハンド側にスマッシュが仮にいったとしたら、懐が深くなる場所なので、左サイドへのカウンターも打ちやすくなります。
いつまでも守らない、チャンスがあれば攻めるという姿勢が見えてきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、バドミントン園田嘉村の右後ろからのレシーブの利き足は前?後?について解説してきました。
園田嘉村ペアのレシーブでの対処について考えてみました。
園田嘉村ペアがどのようにレシーブをしているのか、足の位置だけに注目していっても面白いですね。
また、大きく飛んでいませんが、リアクションステップを使って一瞬の判断をしていることも見えてきました。
フットワークやレシーブの参考になればとても嬉しいです。
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