スマッシュはスイートスポットに当たるか、当たらないかによる
またスイートスポットの事だけを考えるとガットを強めに張るメリットがないように思えますが、ヘアピンなどの指先で行う動作の場合、ガットが緩いと微々たる力でもヘアピンが安定しません。
また、わざと弾まない様に、スイートスポットではないところで、ヘアピンやサーブなどを打つ場合もあります。
あとはガットを強く張った場合スイートスポットは狭いけど、スイートスポットに当たった時のラケットの伝導率は高くなるので、重く・速いスマッシュやスイートスポットのヒットでハイクリアやドリブンクリアがしっかり打てます。
ただし、上級者だからと言ってガットを強く張る訳ではないので勘違いしないようにしてください。
ガットが強く張っている人=上級者ではありません。
自分に合ったガット張り具合を知っている人=上級者なのです。
女性は男性に比べてパワーでは勝てません。それなのに女性が30ポンドでガットを張っても良いショットが打てないどころか、肩や肘を壊します。
ですから、レディースなどでやられている方でも、ガットはそこまで強く張っていなくてもコントロールが長けていたり、ショットが速い方がいますよね?
そういった方は、スイートスポットの使い方も勿論ですが、身体の使い方や打ち方が上手なんです。
まずは、自分よりも上手な人に相談したり、プロショップなどに足を運び、バドミントンショップの店員さんに相談してみてください。快く答えてくれます。
仲良くなれば、バドミントンのことも教えてもらえるかもしれませんよ。笑
バドミントンをやる上でスイートスポットを知る事はとても重要です。
簡単なスイートスポット練習
簡単なスイートスポットに当てる練習方法を2つご紹介します。
- 吊るしシャトルを使う
- 手投げしてもらい当てる
1つ目は一人でも自宅でもできる方法です。
吊るしシャトルを使う
画像のようにシャトルはボロボロで良いので、紐をくくりつけます。
そして、カーテンレールや吊せそうな場所に吊るしてください。
吊るしたシャトルを当てる練習をしていきます。
吊るす場所が例えばガビョウで止めたりだとか、弱いとガビョウごと飛んでしまうこともあります。
できる限り根元から飛ばない工夫をしてみてください。
周りにも注意して行なってみてください。
一人で行える練習などをまとめた記事がありますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。
手投げしてもらい当てる
手投げをしてもらいスイートスポットに当てる練習は、下投げでシャトルを投げてもらい当てる練習です。
こちらの練習は体育館や外でも行える練習方法になります。
バドミントン でスマッシュを打つときに心がけること
スイートスポットに当てられるようにはなった!!でもスマッシュが速くならない。うまく力がシャトルに伝わらない場合があるかと思います。
そのようなときには、もう少し細かくスマッシュについて探って見てください。
こちらは、バドミントン のスマッシュについてかなり細かく載せた記事です。あなたの参考になればうれしいです。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はバドミントンのスイートスポットに当たらない病を改善(スマッシュ・クリア編)ということでお話をしてきました。
初心者のうちはなかなかスイートスポットに当たらないかもしれませんが、反復練習を行なっていくうちに徐々にラケットの扱いにも慣れてきて良くなります。
そして、初心者のうちにフォームを良くしていくことで、さらに上達しやすい状態を作ることができます。
YouTubeや書籍などもありますが、DVD教材というのも多く出回っています。
スゴバド管理人がご紹介させていただくDVD教材は実際に視聴したもので、これは是非紹介したい!!
というものしか紹介していません。
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コメント
バドミントン歴4年目で、今年からちゃんとした指導をいただけるようになったのですが、振りが横振りだといつも言われます。直そうとは思っているのですが直りません。どうしたらいいですか?
りっちゃんさん
指導者におしえてもらえるとのことでよかったですね。
横でしっかりと当てる事ができているのなら上でも当てられる様になります。
シャトルを吊るして、高い打点であてるように練習したり、バスケゴールなどのネットに当たらなくてもいいので、触れようとする意識で素振りをすることで、徐々に矯正されていきます。
クセになっているとおもうので、時間をかけて治すつもりで取り組んでみてください。
また、今も『意識』をしているとおもうのですが、いまよりももっと『意識』していくことで上達も早くなります。
私は四月から始めた
初心者なのですが、
狭い部屋で
2人でキャッチボールのような
感覚で相手の打ちやすいところに返す練習をしています。
ちなみに全部したから打って、パスをするように
やっています。
ですが、僕の打った球はなかなか
スイートスポットに当たりません。
いい練習方法は他にあるでしょうか?
学生で一年生なので、
コートを使った練習もあまり多くはありません。
上手くなりたいです。
教えてください!!!!
コメントありがとうございます。
バドミントンはラケット競技なので、手の先にラケットがありその先にあるガット面で当てるということ自体が非常に最初は難しいと思います。
理由は『慣れていないから』です。
シャトルを手にもってそのまま投げたり、手でキャッチするのはそこまで難しいことではないとおもいます。
そう考えるとやはりラケットの先で当てることが難しいということになります。
なので、ラケットの先でシャトルを当てる感覚を養い、練習していくことが重要になります。
素振りなどをやるのもそのためです。
感覚を養うためのものと言う事ですね。
シャトル自体を追うとシャトルも小さいのでなかなか当たらない場合は初心者さんの場合にはあるでしょう。
このような時は、風船などをシャトルの代わりにして、ラケットに当てる練習をすると良いです。
これであれば自宅でもラケットさえあれば練習できると思います。
また、少し慣れてきたら風船の大きさを小さくしてラケットに当てる練習をしてみてください。
そして、もうひとつ注意していただきたいのは、シャトルや風船から目を離さない事です。
初心者さんに多いのがこのシャトルが当たる瞬間までしっかりと見れていない場合が多いです。
どんな上級者でも当たる瞬間にシャトルは必ずみているので、基本になりますのでこの部分を大切にされると安定感も出てきます。
上達したい気持ちがあるので、あとは継続していけば上手になれると思います。
意識して取り組んで、少しでも早く上手になってくださいね。
応援しています。
スマッシュ練習でどうしても続けて打つとネットにかかります。シャトルの下に入るのが遅くなってくるのが原因かなとも思いますが、対処法があれば教えてください。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりシャトルの下に入るのが遅れてうまくコントロールができない場合もあります。
あとは連続で打っていくことで、テイクバックをして待つ体勢が遅れてくることも原因かと思われます。
例えば・・・
1回の素振りだとシャトルを当てて振り切るまでが動作かと思います。
1、テイクバック
2、シャトルを当てる
3、振り抜く(フォロースルー)
このような感じでしょうか。
ここからは私の考え方なので、あくまでもこんな考え方があるのだと参考の1つに考えていただきたいのですが、私の場合には動作を以下のように考えています。
1、テイクバック
2、シャトルを当てる
3、振り抜く(フォロースルー)
4、テイクバック
この1〜4が1回の素振りだと考えています。
これができるようになると例えば、1回スマッシュを打って甘いショットが来た時にすぐ対応できるのがメリットになります。
もちろん、弾道が低い場合には、これが全てではありませんが、こうした基本があることで次の対処が早くなり、早い展開でも有利にラリーをしていけるかと思います。
tyou3さんの参考になれば嬉しいです。
いつもこのページを見させていただいています!!
自分の右側に打つショットがうまく右に行きません。
(右利きです)
なのでラウンド側に返された後にストレートにしか返せません。
何かいい練習方法やコツなどはありますか?
アンドロメダさん
お返事が遅くなり申し訳ございません。コメントありがとうございます。
ラウンドに追い込まれた時に、ラケットを縦に振っていると思います。
打点は下がっても良いので頭の上でラケットを横に振ってみて下さい。
画像で言うと青い線のように振ってみるとシャトルは右方向へ飛んでいきます。
素振りで慣れていただくのが良いです。
最初は慣れないのでぎこちなくなるかもしれませんが、フォームが崩れないことを意識していくことで安定感がでてきますので頑張って下さい。
コメントの返信ありがとうございました。
教えてもらった方法を試してみたら前よりもコートの反対へシャトルが行くようになりました。
しかし、また新しい課題が出てきました。
かなり前から悩んでいるのですが、ほぼすべてのショットにおいてみたいになってしまいます。
たまにいいクロスが打てますが確率は低いです。
何かいいコツや意識したらいいことなどありますか?
(長文、連続しての質問すみません。)
アンドロメダさん
改善されたようで良かったです。
通常のクロスが打てないということでしょうか?
例えばクロスカットであれば、当てる面をどれくらい斜めに当てるか。という部分をいつも同じ位当てられるようになると安定すると思います。
最初から斜めにカットしすぎると当然ネットまで届かないとおもいますので、少しだけ面を切ることから始めてみてはいかがでしょうか。