クリアが飛ばない原因は腕力だけではありません。打点、シャトルとの距離、準備、後方への入り方、力み、ラケット面が崩れると、強く振っても奥まで届きにくくなります。まず「高く上がるが短い」「当たりが弱い」「下がると飛ばない」など自分の症状を選び、最初に崩れる一点を確認しましょう。この記事では原因を切り分け、必要な練習と専門記事へ案内します。
症状から原因を診断する / Today’s Practiceで確かめる
■ クリアが飛ばない・まっすぐ飛ばない悩みはなぜ起こる?
「クリアが飛ばない」
「まっすぐ飛ばない」
「奥まで届かない」
こうした悩みは、バドミントンを始めたばかりの初心者だけでなく、中級者でも多くの人が経験します。
特に自己流で続けていると、
- 力を入れているのに飛ばない
- 当たっているのに方向が安定しない
- 相手コートの奥まで届かない
といった状態にハマりやすくなります。
クリアが飛ばない原因の多くは、筋力だけではなく、打点やフォーム、タイミングにあります。
体格にかかわらず、適切なフォームとタイミングを身につけることで、無理な力に頼らず飛距離を伸ばせる可能性があります。
つまり重要なのは、
「どう強く打つか」ではなく「どう動いて・どう当てるか」です。
この記事では、
- クリアが飛ばない原因
- まっすぐ飛ばない理由
- 改善するための具体的なコツ
- すぐにできる練習方法
- 試合での使い方
までを、初心者〜中級者向けにわかりやすく解説していきます。
まずは基礎から見直したい方へ
クリアが飛ばない時は、フォーム全体の土台がズレていることも少なくありません。あわせてオーバーヘッドの基本も確認しておくと、改善が早くなります。
フォームを実際に見直したい方へ
ベシバドでは、初心者〜中級者向けに、フォーム・打点・ラケット面・体の使い方を確認しています。クリアが飛ばない、まっすぐ飛ばない原因を整理・言語化しながら、改善につながる練習を行います。
※日曜グループ・平日テーマ別・少人数・個人レッスンから選べます
参考:バドミントンの基本ルールや競技情報は日本バドミントン協会でも確認できます。
■ バドミントンのクリアとは?試合での役割も解説
クリアとは、主にオーバーヘッドから相手コートの奥を狙うショットです。高い軌道で時間を作るハイクリアと、相手の届かない高さを速く通す攻撃的なクリアがあり、ここでは奥まで安定して返すための原因を整理します。
一見シンプルなショットですが、バドミントンの中では非常に重要な役割を持っています。
クリアの基本的な役割
- 相手を後ろに下げる
- 時間を作る
- 自分の体勢を立て直す
例えば、相手のクリアに対して高く奥へ返すと、自分が構え直す時間を作れます。低い位置で受けるスマッシュレシーブのロブとは、打つ場面を分けて考えましょう。
また、相手を後ろに下げることで前のスペースが空き、ドロップやヘアピンなど次の展開を有利に進めることもできます。
クリアが打てないと起こる問題
- 相手に前で打たれ続ける
- ラリーが一方的になる
- 守備が崩れやすくなる
特に初心者〜中級者の場合、クリアが安定しないことでラリーが続かず、試合が苦しくなるケースが多いです。
逆に言えば、クリアが安定するだけでラリーの主導権を握りやすくなります。
試合で使えるクリアを身につけたい方へ
ただ打てるだけでなく、「どこに・どの高さで打つか」まで意識できるようになると、試合での展開が大きく変わります。
※初心者〜中級者向け/フォーム確認から実戦練習まで対応
症状から最初に直すポイントを決める
クリアが飛ばないときは、症状を一つ選び、準備から順に原因候補を確認します。表は原因を断定するものではありません。同じ条件で一点だけ変え、症状が減るかを比較してください。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初の確認 | 簡単な修正 | 詳しく確認する |
|---|---|---|---|---|
| 高く上がるが奥まで届かない | 面の上向き、当たるタイミング、距離のずれ | 横から見て、身体に近すぎたり打点が後ろになったりしていないか | 同じ遅い球を5球。力を増やさず、当たりと軌道をそろえる | ハイクリアの飛距離を改善する |
| 低いクリアになってしまう | 打点の遅れ、面の向き、狙う軌道の違い | 高く返したいのに、下向きの面で当たっていないか | ゆっくりした球出しで高さを確認。手首だけを反らして上げない | 下の面と方向の確認へ |
| 当たりが弱い・フレームショットが多い | 距離のずれ、芯を外す当たり、準備の遅れ | 当たった位置と、そのときの身体との距離 | 同じ位置への球を5球、短い距離から当たりをそろえる | スイートスポットに当たらない原因 |
| 後ろへ下がると飛ばない | 後方移動とラケット準備の遅れ、打点が後ろ | 移動なしなら打てるか、動き出しが遅れていないか | 後方への移動を1〜2歩に減らし、打った後の戻りまで確認 | STEP5で移動を比較。フォーム全体も崩れるならオーバーヘッドの土台へ |
| 力を入れるほど飛ばない | 握り込みが早い、腕だけで振る、回内を強く意識しすぎる | 構えた時点でグリップや肩が固まっていないか | 5割程度の力で5球。準備の余計な力を減らして比べる | 前腕と面の関係が分からなければ回内・回外の基礎へ |
| 練習では飛ぶがゲームでは飛ばない | 判断・移動が加わると準備や戻りが遅れる | 決まった球とランダムな球で、どこから違うか | まず2方向の遅い球出しにし、選んだ一点を記録 | STEP6で実戦への移行を確認 |
| 奥へ飛ぶが、まっすぐ飛ばない | 面の向き、こする当たり、打点のばらつき | 近い距離なら同じ横幅へ返せるか | 速度を落とし、方向が変わる球の当たり方を観察 | この記事の方向診断へ |
原因候補が複数あっても、全部を同時に直しません。飛距離・フォーム・当たり・前腕の操作のうち、必要な専門テーマだけ確認しましょう。
■ クリアが飛ばない5つの原因
クリアが飛ばない原因は、「力がないから」と思われがちです。
まずは打点・身体との距離・タイミング・入り方を確認します。飛距離だけで筋力不足と決めつけず、同じ条件で一つずつ比べましょう。
ここでは、初心者〜中級者に特に多い5つの原因を解説します。
① 打点が低い・後ろになっている
最も多い原因のひとつが、シャトルを体の後ろ、または低い位置で打ってしまっていることです。
- 落ちてくるのを待ってしまう
- 後ろに追いつけず、差し込まれた形で打つ
- 打点が肩より後ろになる
この状態だと、前に飛ばす力が伝わりにくくなり、クリアは奥まで届きません。
目安は、身体の前上方で、肩や肘に無理なく面を合わせられる打点です。高いほど、前であるほどよいわけではありません。届かせようと背伸びしたり、肘を伸ばし切って固めたりしないでください。
② スイングが手打ちになっている
腕の力だけで飛ばそうとすると、見た目ほどシャトルは飛びません。
- 肩だけで振っている
- 準備で肘が下がり、打つ直前に腕だけで持ち上げている
- 体の回転が使えていない
クリアは、腕だけではなく体の回転・肩・肘・前腕の連動で飛ばすショットです。
手打ちになると、力を入れているのに飛ばないという状態になりやすくなります。
③ グリップが合っていない
正しいグリップで握れていないと、シャトルに力がうまく伝わりません。
特に多いのは、最初から強く握り込みすぎてしまうケースです。
- 面が安定しない
- しなりが使えない
- 手首や前腕の動きが固くなる
基本は、握手するような形のフォアハンドグリップです。
ずっと強く握るのではなく、必要な瞬間に力が入る形を目指すと飛びやすくなります。
グリップやフォームも合わせて見直したい方へ
クリアが飛ばない時は、オーバーヘッド全体の形が崩れていることも多いです。フォームの土台から確認すると、改善点を意識しやすくなります。
④ 力みすぎている
「飛ばしたい」と思うほど、全身に力が入りすぎてしまう人は多いです。
ですが、力みすぎるとスイングスピードが落ち、逆に飛距離が出にくくなります。
- 肩が上がる
- 腕が固まる
- 振り抜きが小さくなる
大事なのは、最初から全力で力を入れることではなく、必要なタイミングで力を伝えることです。
クリアは「力で飛ばす」というより、脱力からの連動で飛ばす感覚が重要です。
⑤ フットワーク不足で正しい位置に入れていない
フォームだけでなく、余裕を持って打てる位置へ入れるかも確認します。身体に近すぎる・遠すぎる位置では、打点と面がずれやすくなります。
- 構え直しが遅く、動き出せない
- 後ろへの移動が遅い
- 打つ場所に対して体の向きが合っていない
このような状態では、毎回打点がズレてしまい、飛距離も方向も安定しません。
まずは早く後方へ入り、シャトルと身体の間に無理なく振れる距離を作ることを確認しましょう。打つ位置でバランスを取り、打球後に次へ動けることも大切です。
5つの原因は単独ではなく重なっていることも多い
実際には、
- 打点が後ろになっている
- そのせいで手打ちになる
- 飛ばそうとして力む
というように、複数の原因が重なっているケースが少なくありません。
だからこそ、準備から順に見て、最初に崩れた一点だけを修正して比較することが大切です。
「自分は何が原因なのか分からない…」という方へ
クリアが飛ばない原因は、人によって違います。ベシバドでは、フォーム・打点・ラケット面・シャトルへの入り方を確認し、クリアが飛ばない原因を整理・言語化しながら改善方法を伝えています。
※初心者〜中級者向け/1人参加の方も多いです
参考:基礎技術や競技情報は日本バドミントン協会でも確認できます。
■ クリアがまっすぐ飛ばない原因
「クリアは飛ぶけど、方向がバラバラになる」
この悩みも、初心者〜中級者に非常に多いです。
飛距離は出ているのに、左右にブレたりアウトになったりする場合は、当たり方と面の向きに原因があります。
① ラケット面の向きがズレている
クリアの方向には、インパクトの面の向きとラケットの動く方向、当たる位置が関係します。
- 面が上を向きすぎる → 意図した軌道より高くなることがある
- 面が下や横を向く → 低く出たり、左右へずれたりすることがある
特に多いのが、打つ直前に手首が動いて面がズレてしまうパターンです。
まずはインパクトの瞬間の面を安定させることが重要です。
② 無意識にスライスがかかっている
シャトルの中心ではなく、斜めに当たっている状態です。
- 横からこするように当たる
- 振り抜きが斜めになる
意図せずこする当たりが混ざると、方向や飛距離がそろいにくくなります。
まずは短い距離で、狙う方向へ面を合わせ、こすらず捉えられるかを確認します。シャトルを長く押し続けようとせず、当たった後は自然に振り抜きます。
③ 打点が毎回バラバラ
同じフォームで打っているつもりでも、打点がズレると方向は安定しません。
- 前で打てたり後ろで打ったりする
- 高さが一定でない
フットワークや準備の遅れ、球出しのばらつきなどが原因候補です。
毎回同じ打点で打てるようにすることが、方向安定の土台になります。
④ 力みでスイング軌道がブレている
飛ばそうとして力むと、スイングが安定しなくなります。
- 腕の軌道がズレる
- 体の回転が止まる
その結果、当たる位置や面が毎回変わり、方向がバラつきます。
クリアは、力を入れるよりも再現性のあるスイングが大切です。
⑤ 準備(構え)が遅い
意外と見落とされがちなのが「準備」です。
- ラケットが下がっている
- 構えが遅れている
この状態だと、無理に合わせにいく形になり、面がズレやすくなります。
早く構えて、余裕を持って打つことが方向安定につながります。
方向が安定する人の特徴
- 打点が毎回ほぼ同じ
- 面の向きが安定している
- 無駄な力みがない
つまり、方向が安定するかどうかは「技術の精度=再現性」で決まります。
「飛ぶけど安定しない」を解消したい方へ
ベシバドでは、打点・ラケット面・スイング軌道のズレを確認し、原因と改善方法を伝えながら練習を進めます。
※初心者〜中級者向け/目的に合うレッスン形式を選べます
■ クリアの打ち方を確認する順番
準備とフットワークで距離を整え、打点で肩・肘・前腕・グリップと身体の動きをつなぎ、面を合わせてから次へ戻ります。横向きや肘の高さを一つの正解として固定せず、最初に崩れる場所を探しましょう。手首だけを強く返したり、回内だけで飛ばそうとしたりする必要はありません。
クリアを安定して飛ばすためには、ただ強く振るのではなく、正しい順番で体を使うことが大切です。
特に初心者〜中級者の方は、「頑張っているのに飛ばない」という状態になりやすいですが、打ち方の流れを整えるだけで飛距離も方向も変わってきます。
正しいクリアの打ち方
- 球の位置に合わせ、肩と腕が動きやすい身体の向きで準備する
- 肩や肘を無理に持ち上げず、打点へ振り出せる位置に準備する
- 身体の動きに肩・肘・前腕をつなげる
- グリップと前腕を調整し、インパクトで面を合わせる
- 自然に振り抜き、次の球へ構え直す
この流れができると、腕だけで打つ形ではなく、体の回転と腕の連動でシャトルを飛ばせるようになります。
逆に、最初から腕だけで振ると、打点がズレやすくなり、飛距離も方向も安定しません。
飛ばすためのコツ① 無理なく面を合わせられる打点を探す
打点は高さだけで決めません。身体との距離が合い、面を無理なく合わせられるかを先に確認しましょう。
- 落ちてくるのを待たない
- 体の後ろで打たない
- 前で高く触る意識を持つ
無理に高い位置を狙って当たりが弱くなる場合は、球出しを遅くして、自然に届く位置から確かめます。
飛ばすためのコツ② 力を入れすぎない
「もっと飛ばしたい」と思って強く打とうとすると、逆に力みが出て飛ばなくなることがあります。
クリアは、最初から全力で打つよりも、脱力した状態から必要な瞬間に力を伝える方が飛びやすいです。
- 肩に力を入れすぎない
- ずっと強く握り続けない
- 振り抜きを止めない
「頑張る」よりも「流れよく振る」意識の方が、結果的にシャトルは伸びます。
飛ばすためのコツ③ タイミングを合わせる
フォームが良くても、タイミングが合っていないと飛距離は出ません。
特に多いのが、
- 早すぎて力が伝わらない
- 遅れて差し込まれる
というパターンです。
クリアは、シャトルをよく見て、自分の打ちやすい位置で合わせることが重要です。
飛ばすためのコツ④ シャトルの後ろに入る
クリアが飛ばない人の多くは、打ち方だけで解決しようとします。
ですが実際には、打つ前の入り方がとても大切です。
- 後ろに下がるのが遅い
- 球に合わせて身体の向きを調整する余裕がない
- 打点に入る前に止まってしまう
こうした状態では、どれだけフォームを意識しても良いクリアは打ちにくくなります。
まずはシャトルの後ろに入り、余裕を持って打てる位置を作ることが大切です。
飛ばすためのコツ⑤ 毎回同じ形で打てるようにする
クリアが安定する人は、毎回ほぼ同じ準備・同じ打点・同じ振り方で打っています。
つまり大事なのは、1回だけ良い球が飛ぶことではなく、再現性を高めることです。
- 準備を早くする
- 打点をそろえる
- 面の向きを安定させる
この積み重ねで、飛距離も方向も安定していきます。
「正しい形が合っているか不安…」という方へ
クリアは、少しのズレでも飛び方が大きく変わります。ベシバドでは、打点・構え・体の使い方を確認し、原因と改善方法を整理しながら練習します。
※初心者〜中級者向け/フォーム・打点・体の使い方を確認
参考:競技の基礎情報は日本バドミントン協会でも確認できます。
■ クリア改善に効果的な練習方法
クリアを安定して飛ばせるようになるためには、フォームを知るだけでなく、正しい練習を繰り返すことが大切です。
特に初心者〜中級者の方は、いきなり強く打つ練習をするよりも、形・打点・入り方を整える練習から始めた方が上達しやすくなります。
① 素振りでフォームを固める
まずはシャトルを打たずに、正しいスイングの流れを体に覚えさせます。
- 球の位置に合わせ、肩と腕が動きやすい身体の向きで準備する
- 肩や肘を無理に持ち上げず、打点へ振り出せる位置に準備する
- 身体の動きに肩・肘・前腕をつなげる
- 最後まで自然に振り抜く
素振りの段階で動きがバラバラだと、実際にシャトルを打った時も安定しません。
最初はスピードよりも、毎回同じ形で振れるかを意識するのがポイントです。
② 近い距離で当てる感覚を覚える
いきなり奥まで飛ばそうとすると、力みや手打ちが出やすくなります。
そこで最初は、短い距離で軽く打ちながら、
- 面の向き
- シャトルの捉え方
- まっすぐ飛ぶ感覚
を確認していくのが効果的です。
距離を短くしても安定しない場合は、フォームか当たり方にズレがある可能性が高いです。
③ クリアラリーで飛距離と再現性を高める
基本練習として効果が高いのが、奥から奥へ打ち合うクリアラリーです。
- 毎回同じ打点で打てるか
- 無理なく奥まで届くか
- 方向が安定しているか
この3つを確認しながら行うと、クリアの質が上がっていきます。
ただ返すだけではなく、高さ・奥行き・方向を意識して打つことが大事です。
④ ノック練習で同じ打点を繰り返す
ノック練習は、クリアの打点や入り方を整えるのに非常に効果的です。
- 同じ場所に入る
- 同じ高さで打つ
- 同じフォームで振る
これを繰り返すことで、再現性が上がっていきます。
特に、自分では気づきにくい「打点が後ろ」「面がズレる」といった癖も見つけやすくなります。
⑤ フットワーク練習で打てる位置に入る
クリアは、打ち方だけ練習しても限界があります。
なぜなら、実際のラリーでは正しい位置に入れないと良い打点が作れないからです。
- 後ろへの下がり方
- 球の位置に合わせて身体の向きを調整する動き
- 打った後に戻る動き
こうしたフットワークを練習することで、クリアの安定感は大きく変わります。
⑥ 動画でフォームを確認する
自分では「できている」と思っていても、実際には違っていることはよくあります。
例えば、
- 思ったより打点が低い
- 身体との距離が詰まり、腕の動きが窮屈になっている
- 振りが途中で止まっている
といったズレは、動画で見ると気づきやすくなります。
感覚と実際の動きの差を埋めることは、上達を早める大きなポイントです。
練習で意識したいこと
クリア練習で大切なのは、毎回ただ数を打つことではありません。
- 今どこを直したいのか
- 打点は前で取れているか
- 面は安定しているか
- 力みすぎていないか
こうしたポイントを確認しながら練習すると、上達のスピードが変わります。
1人では気づきにくいズレを直したい方へ
ベシバドでは、ノックや実戦につながる練習の中で、フォーム・打点・シャトルへの入り方を確認します。自分では気づきにくいズレを整理・言語化し、修正ポイントを明確にしながら練習します。
※初心者〜中級者向け/1人参加の方も多いです
Today’s Practice|原因を診断しながら改善する6段階
同じシャトル・球出し条件で、最初に崩れた一点を比較します。球数と成功目安は練習の目安で、厳密な合格基準ではありません。疲れたら休憩し、一日に全段階を終える必要はありません。
STEP1|現在のクリアを記録する
- 回数・球数:同じ遅い球出しで10球
- 成功目標:高さ・長さ・方向・当たりを記録し、多い症状を一つ選ぶ
- 次へ進む基準:症状と確認したい場所を一つ決めたらSTEP2へ
- 戻る基準:球出しがばらつくなら速度と位置を整えて再記録
- よくある失敗と修正:成功数だけを見る。力みと打った後の戻りもメモする。
STEP2|打点と身体との距離を確認する
- 回数・球数:シャトルなしで5回、同じ球出しで5球
- 成功目標:無理なく届く位置と、窮屈・遠すぎる位置の違いを確かめる
- 次へ進む基準:5球のうち多くで同じ範囲を捉え、姿勢が崩れなければSTEP3へ
- 戻る基準:違いが分からなければSTEP1の記録や横からの動画を確認
- よくある失敗と修正:高くすることだけを優先する。肩・肘を固めず、自然に面を合わせられる位置を探す。
STEP3|手投げで打点をそろえる
- 回数・球数:10球。必要なら休憩後にもう1セット
- 成功目標:安全な距離から同じ位置に上げてもらい、7球程度を同じ打点・面で捉える
- 次へ進む基準:当たりがそろい、力まず構えへ戻れたらSTEP4へ
- 戻る基準:身体に詰まる・フレームに当たる球が続けばSTEP2へ
- よくある失敗と修正:球を遠くへ飛ばそうとする。短い距離で当たりを確認し、球出し役は振る範囲から離れる。
STEP4|5〜6割の力でクリアを打つ
- 回数・球数:10球
- 成功目標:7球程度で高さ・方向をそろえ、無理のない範囲の奥行きを保つ
- 次へ進む基準:打点・面がそろい、力みが増えず戻れるならSTEP5へ
- 戻る基準:距離を求めると崩れるならSTEP3へ
- よくある失敗と修正:奥まで届いた1球だけを評価する。届く距離を基準にし、距離は少しずつ広げる。
STEP5|後方への移動を加える
- 回数・球数:1〜2歩の後方移動から10球
- 成功目標:7球程度で準備してから打点へ入り、バランスと次の構えを保つ
- 次へ進む基準:移動なしと近い当たり・高さを再現できたらSTEP6へ
- 戻る基準:準備が遅れる・打点が後ろになる場合はSTEP4へ
- よくある失敗と修正:下がりながら腕だけで合わせる。球出し間隔を空け、余裕を持って入る。
STEP6|ゲームに近い球出しで再確認する
- 回数・球数:遅い2方向の球出しを10球。その後、軽いゲームで該当場面を5回観察
- 成功目標:球を判断しても、選んだ一点と高さ・面・戻りを意識できる
- 次へ進む基準:5場面のうち多くで再現できたら、次回も確認してから別の課題へ
- 戻る基準:ランダムになると崩れる場合はSTEP5へ。強打に進まず球出しを遅くする
- よくある失敗と修正:勝敗を優先して全力で飛ばす。まずテンポを落として、準備の違いを記録する。
よくある質問|最初に確認する原因を選べないとき
クリアが飛ばない一番多い原因は何ですか?
このページの情報だけで、全員に共通する「一番多い原因」は決められません。同じ短いクリアでも、打点の遅れと芯を外した当たりでは修正が違います。まず同じ条件の10球を記録し、準備・距離・打点・面のどこから崩れるか確認しましょう。
■ クリアが上達する人の共通点とまとめ
ここまで、クリアが飛ばない原因や改善方法を解説してきました。
最後に、実際に上達していく人に共通しているポイントをまとめます。
クリアが上達する人の共通点
- 打点が毎回安定している
- 力みすぎず、スムーズに振れている
- フォームが大きく崩れない
- シャトルの後ろに入る意識がある
- 課題を理解して練習している
特に大きいのが、再現性(同じ形で打てるか)です。
1回良いクリアが打てることよりも、何回でも同じように打てることが試合では重要になります。
クリアが飛ばない・まっすぐ飛ばない方へ
クリアは、ラケット面・体の向き・打点・フォームのズレで大きく変わります。
ベシバドでは、横浜市で初心者〜中級者向けに、フォーム確認、ノック練習、実戦につながる練習を行っています。日曜グループ、平日テーマ別、少人数、個人レッスンから、目的や課題に合う形式を選べます。
自分では気づきにくい原因を整理・言語化し、改善方法を明確にしたい方はご相談ください。
今回のポイントまとめ
- クリアが飛ばない原因は筋力だけでなく、打点やフォームなどの技術面にもある
- 打点・フォーム・タイミングが大きく影響する
- 方向が安定しないのは面と当たり方の問題
- 練習は「意識して繰り返すこと」が重要
クリアは、相手を後方へ動かし、自分が準備する時間を作るための基本ショットの一つです。
ここが安定すると、ラリーが続くようになり、試合の流れも大きく変わります。
さらに上達したい方へ
クリアだけでなく、レシーブやプッシュなども合わせて強化すると、試合での安定感が一気に上がります。
最短で上達する方法
この記事の内容は、1人でも練習できます。
ですが、効率よく改善したい場合は自分では気づけないズレを修正することが重要です。
- 打点がズレている
- 面が少しだけ傾いている
- 力みが抜けていない
こうした細かいズレは、自分ではなかなか気づけません。
実際にフォームを見直したい方へ
ベシバドでは、初心者〜中級者向けに、フォーム・打点・ラケット面・体の使い方を確認しながら練習しています。
- 日曜グループレッスン:1クラス8〜24名程度を目安に2面
- 平日テーマ別レッスン:練習内容により5〜12名程度
- 少人数レッスン・個人レッスン:通常グループとは別枠
目的や課題に合う形式を選び、クリアが飛ばない原因を整理しながら改善を目指せます。
※1人参加の方も多く、初心者の方も安心して参加できます
横浜で実際にバドミントンを練習したい方へ
この記事で紹介した内容を、実際の練習で身につけたい方は、
横浜市(都筑区・青葉区・旭区・緑区)を中心に活動している
ベシバドの初心者〜中級者向けレッスンもご覧ください。
フォーム作り、フットワーク、ノック練習、レシーブ、オーバーヘッドなど、
1人では気づきにくい原因を整理・言語化し、実際の練習で改善ポイントを確認できます。
企業・団体・学校との連携も募集しています
ベシバドでは、
体育館協力、福利厚生、社員交流、健康促進、地域スポーツ支援など、
バドミントンを通じた地域連携も行っています。
「空いている体育館を活用したい」
「社員向けスポーツイベントを検討している」
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こちらの提携募集ページをご覧ください。







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