こんにちは。スゴバドです。
今回はバドミントンの豆知識 相手のサーブレシーブで動きや足運びがわかるようになる というお話をしていきます。
2015年に1度のみですがBWF世界シニアの日本代表になったスゴバド管理人の自己紹介です。
バドミントンの上達の為のコツは、大きく分けて2つ。
ラケットの打ち方(ラケットの振り方)とフットワークが重要だと考えています。
こちらのブログではなるべく専門用語を使わないで初めてバドミントンをやる人から中級者でもわかりやすく解説していければいいと思っています。
サーブレシーブの立ち位置と構えと足
サーブレシーブの時に、あなたは立ち位置や足をどのようにしていますか?また、サーブを打つ時あなたは、サーブレシーバーのどこを見ていますか?
もしかしたら、サーブやサーブレシーブでここを見ればよかったの?と思う様なバドミントンの豆知識を色々解説します。
サーブを打つ時にあなたはサーブレシーバーのどこを見ていますか?
サーブを打つ時に打ちたい所を見る。これはやっているでしょうか?
そうですね。そうした事も大事です。
次のステップとして、打たない場所に目配りをする。これもレシーバーを惑わすにはとても有利な方法です。
また、逆に、常に一ヶ所しか見ずに色々な所に打ち分ける。というのもサーブを打つ時に上手な打ち方です。
バドミントンのロングサーブ・ショートサーブの打ち方のコツと種類(ダブルス編・シングルス編)
上記の事はサーブを打つ側が仕掛ける作戦です。仕掛ける豆知識ですね。
今度は相手の動きは足運びでわかる・見えてくることを解説します。
相手の動きや足運びでサーブレシーバーの行動が見える3つの事
相手の構え方や足の位置などで、じつは簡単に相手が、どのショットが得意かというのが、わかります。
これは、私が尊敬する大先輩から教わった事です。
その大先輩は、なんとあのトマス杯の第1回大会の日本選抜チームの1人です。
見る場所は3つです。
- サーブレシーバーのグリップ
- サーブレシーバーの肘
- サーブレシーバーの足
この3つが重要になります。
なぜグリップと肘と足をみると相手の動きがみえてくるのでしょうか。ひとつひとつ解説していきましょう。
サーブレシーバーのグリップ
サーブレシーバーのグリップで見えて来る事は
- フォアハンドで持っている
- バックハンドで持っている
- グリップを短く持っている
- グリップを長く持っている
ということが見えてきます。
フォアハンドで持っている人はフォアハンドで打てる場所サーブレシーブの対処を予測しています。バックハンド側にサーブをしてみると強いショットが打てない可能性があります。
バックハンドで持っている人はバックハンドで打てる場所のサーブレシーブ対処を予測しています。フォアハンド側にサーブをしてみると強いショットが打てない可能性があります。
グリップを短く持っている人は、速い展開に対処しようとしているので、ショートサーブの対処を予測しています。ロングサーブを打つと崩れる可能性があります。
グリップを長めに持っている人は、スマッシュのような強いショットに対処しようと予測しています。ショートサーブを打つと崩れる可能性があります。
サーブレシーバーの肘
サーブレシーバーの肘をみることで、サーブレシーバーがなにを一番強く待っているのかが分かります。肘が身体より前にある場合、ショートサーブが来る事を強く待っています。また、肘が身体と同じ位から後ろにある場合には、ロングサーブが来る事をサーブレシーバーは強く待っています。
なので、その強い待ちの反対にサーブを出す事により相手が崩れやすくなります。
サーブレシーバーの足
次にサーブレシーバの足です。サーブレシーバーの足先の向きで、ロングサーブかショートサーブのどちらを待っているかが見えてきます。
つま先をサーバー側に向けている人はショートサーブを待っています。ロングサーブの対応が遅れる可能性があります。
足をショートサービスラインと平行に構える人はロングサーブを待っています。ロングサーブが来た時に足運びがしやすい為にそういった構えで待っていることがあります。その場合、ショートサーブを打つと崩れる可能性があります。
次はダブルスのサービスレシーブでのヘアピンはラケットが大事?について
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コメント
ダブルスで、ショートサーブをレシーブするときどうしてもネットに引っかかります。
相手のサーブに対する反応が遅れて、横にラケットを振り回しがちでそれで引っかかります。どうやったら、反応を早くできますか??
アドバイス、どうかお願いします!
伊豆さん
ダブルスでのショートレシーブでのネットミスとてもよくわかります。
確かに反応と予測も大切です。
相手のクセとコースを読む事でも出だしを早くして対応できるようにもなります。
もうひとつは『構え』を見直すということがあります。
構えている時に通常は、ヒザが軽く曲がった状態で待ちます。
もし、現状でヒザがあまり曲がっていない状態ならば数センチで良いので、軽くまげてみてください。
棒立ちの状態の場合、相手がサーブを打ってくる⇒ヒザを曲げ⇒前進⇒プッシュなどとなります。
ヒザがまがった状態の場合、相手がサーブを打ってくる⇒前進⇒プッシュなどとなります。
ひとつの動作が減るため、対応が早くなります。
こちらのほうが簡単にできると思うので、取り入れていただければとおもいます。
自分がレシーブをする側で、サービスライン(前)のギリギリにいるとロングサーブがどうしてもスマッシュあるいは攻めの体勢でシャトルが打てません。これはフットワークが問題ですか?またそれを改善するにはどうしたら良いですか?
テディさん
コメントありがとうございます。
ぎりぎりに前のラインに行く事でプレッシャーが強くなるのはとても良い事ですが、ロングサーブで攻められないのであれば、よく見ている相手はロングサーブを多用してくると思います。
なので、その場合は立ち位置を手のひら1つ分だけでも良いので、後ろにしてみると良いです。