フットワークの練習方法
フットワークを速くする為のトレーニングとは
フットワークを速くするのには、リアクションステップという初動動作を速くする動作を入れるのが最も効果的です。
初動動作とは、簡単にいうと「初めの一歩」です。この初動動作を取り入れる事でスタートダッシュが効きます。ではこのフットワークを速くするリアクションステップを取り入れたトレーニング兼練習を方法をお伝えしていきます。
リアクションステップのやり方と動画
リアクションステップは相手が打ってくる時にジャンプをして両足を着地させる。次の動き出しをスムーズにするフットワークの始めの一歩です。身体の軸をジャンプすることによりリラックスした状態で前後左右に移動しやすい状態にします。リアクションステップを覚える事で膝を使うように身体に擦り込めます。リアクションステップはフェイントなどにひっかかって体勢を立て直すときにも有効です。
こちらにあるリアクションステップについて解説している動画もご覧下さい。
非常に分かりやすく解説されています。
リアクションステップの関連記事
→ バドミントン山口選手のリアクションステップのタイミングを見る
スピードフットワークの動画
指導者の方が解説されていますが、フットワークは意識が重要です。
フットワーク=足に意識がいきますが、それ以上にシャトルが飛んでくるイメージや打つ瞬間をイメージすることがとても重要になります。「意識」が変わるとやれること、予測や実際の変化にも対応できるようになってきますので、ぜひ「意識」をもってスピードフットワークを行ってみてください。
スピードフットワークを取り入れたパターン練習方法
こちらの動画では、スピードフットワークを取り入れたパターン練習方法の紹介です。2対1のパターン練習方法になります。
サイドのフットワークにリアクションステップ
フットワークを速くやらないでください。形を覚える為にゆっくり10回サイドのフットワークを行ってください。
- サイドのフットワークはコートの真ん中から左右交互に動いてみましょう。
- コートの真ん中をホームポジションとします。
- ホームポジションへ戻ったら必ず垂直に軽くジャンプします。
- 10回行ってください。
できましたか?
この垂直に軽くジャンプすることがリアクションステップに繋がって来ます。
では次は少しフットワークに変化と意識を入れていきます。
フットワークは速くやらないでください。形を覚える為にゆっくり10回サイドのフットワークを行ってください。
- サイドのフットワークを行います。真ん中から左右交互に動いてみましょう。
- コートの真ん中をホームポジションとします。
- ホームポジションに戻ったら必ず垂直に軽くジャンプします。
- 着地する時に次に進む方向の逆足を先に着地させます。*例:左に向かうなら右足をさきに着地する。
- 先に着地させた足を進む方向へ蹴るとそこで一気にスピードが増します。
- 10回行ってください。
つまりこれがリアクションステップです。
軽くジャンプすることで、ズレた軸を戻す事が出来ます。
また、ジャンプの着地で逆足を蹴る事でフットワークが速くなります。
上記の一連の動きが染み付いたら次はスピードフットワークを取り入れてみると良いと思います。
スピードフットワークは短い時間でOK、全力で動く練習です。
10秒〜15秒位でやってみてください。
大切な事は
- 試合をイメージしてやる事。シャトルが飛んでくるのをイメージすると良い。
- リアクションステップを意識する。
では練習してみましょう。
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次は家でできるフットワーク練習
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コメント
初めて読ませていただきました♪私の息子は小学2年生でバドミントンを始めて9カ月になります。息子のチームはとにかく羽を打つのを重視していて、フットワークは全くしません。私自身中学の時だけ経験があったので、フットワークが無いことに疑問があったのですが、やっぱり試合に出るようになってフットワークの重要さが改めてわかりました。息子は足が動いてない…次のステップの準備が出来てないため 一転歩遅れてしまい取れないことが多々あります。私の昔の記憶を思い出しながら、教え始めましたがリアクションステップを上手く教えられず…
説明がわかりやすく役に立ちました。感謝してます。これからどうなるかわかりませんが、息子は強くなりたい気持ちがあるのでどうにか手を貸してあげたいと思ってます。ちなみに長崎に住んでます。
何かアドバイスを頂けたら光栄です
えみりんさん
コメントありがとうございます。少しでもえみりんさんのお役に立てたのなら私もとても嬉しいです。
息子さんにとって、えみりんさんはとても頼もしい存在ですね。精神的な支えになっていますよ。
えみりんさんはジュニアチームで打つことを重視していることが疑問なのですね。
試合で勝てない息子さんを見て助けたい気持。私にも子供がいるので痛い程わかります。
バドミントンのジュニア指導では技術面のみを先行しているチームもあり、燃え尽き症候群になってしてしまう子供も少なくないです。
バドミントンは楽しいものなのに・・・
ひとつ息子さんのチームで良かったことがあります。
それはフットワークが大事だとえみりんさんたちが気がついたことです。
自宅でできる練習方法として、毎日1分を2セットのみでもフットワークを改善できる練習を紹介します。
タイマーで1分セットして、その場足踏みダッシュをします。上下左右の4ヶ所に指示を出します。
身体全体で指示した方向に向きます。左右は指示された方向を向く、上に指示はシャンプ、下に指示はしゃがむ、各ポージングのあとはその場足踏みダッシュです。
人数が増えてもできる練習です。息子さんのお友達と一緒にできるとモチベーションもあがるでしょう。
とにかく楽しみながらやってください。
これも最初の1歩を速くする練習です。
えみりんさんも一緒にやると楽しみながら息子さんもやると思います。
体力維持にも最適です。
辛い練習ですが、時間が短い中に、最初の1歩が身に付くとても良い練習です。
良かったら試してみてください。
近くにメンタル面と技術面をサポートしてもらえるような方が居れば、個人レッスンやコーチングなどを受けるのが一番良いです。
私が行なっているサポートでは、メールでサポートをしたり、電話やSkypeでのサポートで全国に対応できるようにしています。
個人的にセッションを希望の場合には私までメールでご連絡をください。
sugobado*gmail.com
*印をアットマークに変えてメールをください
とても詳しい内容の返信ありがとうございました。
早速、実践させていただきます
他の項目も読ませて頂き疑問に思ったことや質問などさせて貰います。大変心強いです
えみりんさん
是非、試してください。
息子さんが楽しみながら成長出来る環境ができると良いですね。
僕の中学校では、フットワークを毎回50回行っています。
一生懸命やっているのですが、足運びがイマイチ分からず、ガタガタになってしまっています。どうすれば良いのでしょうか。また、この回数についてはどう思いますか?
USKさん
コメントありがとうございます。
フットワーク・足運びは難しいですよね。
慣れるまでは難しく感じますが、少しずつ馴染んでくるとおもいますので、スゴバドをみて気になる箇所をUSKさんなりに取り入れてもらえれば嬉しいです。
回数に関して、多いとか少ないとかはないです。
自分が上手になりたいと思う人は50回と言われても、こっそり60回やったり、自宅にもどってからもフットワークをしています。
がんばってください。
練習の時は出来ているのですが、いざ試合となると緊張してなのか前に一歩で出てしまいます。どうしたら良いのでしょうか
USKさん
フットワークの基本はあるものの、届くのであれば基本を絶対に守らなければいけないということはありません。
なので、フットワークを練習の時にはきちんとできているのに、試合で緊張しているとできない。と思わずに『届いたから結果的に良かった』とか『大きく1歩ででたから、あと小さいシャッセを足そう』でいいのではないでしょうか。
がんばってください。
どちらの質問にも分かりやすく丁寧に教えていただき、ありがとうございました。これからもこのサイトを使わせてもらいます。
軽い動きを手に入れたいです。
どうゆう練習をしたらいいですか?
Rinさん
コメントありがとうございます。
こちらの記事に書かれているリアクションステップに加え、チャイナステップをやられてみてはいかがでしょうか。