ジュニアからスマッシュを考える
ジュニアバドミントンでも重要なスマッシュ
ジュニアの指導者や親御さんにも知ってほしいのが、スマッシュの重要性です。ジュニアプレーヤーは体格が成人よりも低いので、スマッシュを打つことが難しいです。
ジュニアでは、スマッシュで決めるというよりは速いショットで相手を追い込むことを意識させるのが良いでしょう。
3点のスマッシュコースを使いわける
子供が大人の様なスマッシュを打つことはなかなか難しいです。
ジュニアにおける子供のスマッシュの役割は少し変わってきます。
勿論速いスマッシュショットで決まることもあるでしょう。
ところが、スマッシュの役割はそれだけではありません。
それは3点に振り分けることです。
スマッシュを
- コート奧
- ホームポジションあたりのセンター
- ショートサービスライン
の3点の長さのスマッシュが打てるととても有利です。
コート奧
コートの2隅の奧を狙い打ちます。奧に沈むスマッシュは高めのスマッシュになりますが、ドリブンクリアと同じく奧に食い込ませて次の返球がストレートにしか返球できないようにします。
また、スマッシュをコート奥に打つことにより、ボディにスマッシュを打てば、肩口を狙う相手の取りにくいショットに変わります。
レシーバーのラケットヘッドが下がっていたり、構えていない場合には、ボディの肩口のスマッシュは決定打になることもあります。
ホームポジションあたりのセンター
通常のスマッシュです。このショットがあることで他の2つのスマッシュが活きてきます。
ボディにスマッシュを打った場合、レシーブ体勢で腰の高さあたりにくるスマッシュをここでは目安にしたいと思います。
基本になるスマッシュですが、ホームポジションのラインにスマッシュが打てるかどうか。コントロールの目安にもなると思います。
初心者は、このスマッシュを最初に覚えていきましょう。
ショートサービスライン
手前に沈むショットが打てると上の2つのスマッシュで相手のホームポジションを下げてから、ショートサービスラインにスマッシュを打つと、相手には取りにくいスマッシュになります。
男子で言えば、ジャンプをして角度をつけることで、スマッシュの落下する場所をショートサービスラインあたりに沈めることができます。
女子でもジャンプスマッシュをしている日本代表などは見かけますが、通常はなかなか難しいラインです。
特に身長が低い方で悩まれるのが、スマッシュの角度がつかない。
このようなご相談をいただく場合があります。
スマッシュの角度が付かない場合には、カットスマッシュなどで相手のリズムを崩すのが有効です。またカットスマッシュはインパクトの時に面を切るので、スマッシュの中でも失速が早いため、足元にシャトルを打つことが出来ます。
カットの基本はドロップなどのカットから学ばれてみてはいかがでしょうか。
この3つの1つだけでは、あまり意味が出てこないのですが、全てをコース別に子供には教えてください。
ジュニア指導の人は、このコース分けで、対戦相手の足下、ボディー、肩口の3ヶ所に振り分けられていることを念頭において貰えればいいです。
練習では人を狙う練習があまりできないので、「コース」としてジュニアには教えていくと、子供達も狙いやすいのではないのでしょうか。
スマッシュだけではありません。その他のショットも指導者の一工夫で子供達を楽しませる。そんな練習メニューに切り替えていって欲しいと思います。
決まるスマッシュ
決定力をスマッシュで付ける
みんな感じている事ですが、スマッシュを決めたい!決められるスマッシュてあるの?
決めやすくなる「考え方」をここでは解説していきます。
ここで野球の話を例にしてみたいと思います。
緩急からみるスマッシュの決定力
プロ野球で、凄い速い直球を投げられる投手がいます。その投手が直球だけを投げていたら、バンバンとホームランを打たれてしまうでしょう。しかし、ここに変化球などを入れたらどうなりますか?バッターは同じフォームから繰り出される「直球と変化球」にまどわされます。
関連動画
スマッシュ力があまりない人の戦術
カットスマッシュ
【練習法】
前後の動きをつけたノックです。このノックでは、スマッシュアンドプッシュのノックを利用して、スマッシュをカットスマッシュに置き換えて練習します。 pic.twitter.com/udXHe7LdhV— バドミントン神動画・豆知識 (@badminton_douga) August 19, 2015
バドミントンでも同じです。スマッシュをいくら速いショットを打っても、相手は慣れてきたらそれでおしまいです。同じフォームからカットやクリアが打てる方が相手は嫌がります。また、スマッシュの中でも強弱をつけると更に相手は取りにくくなります。実はこの話は、スマッシュが早くない人でも有効な方法です。
スマッシュが早くなくても、その中で、強弱をつけるだけでも相手はレシーブのタイミングを外しミスショットや甘いショットを打つ事になります。
スマッシュ決まる=速いのでは、ありません。スマッシュを活かすショットがあったり、スマッシュに緩急をつけることによってスマッシュが決まる様になります。また、スマッシュが速くて決まる時期もあります。スマッシュがよく決まるのは初心者から中級者くらいまでです。これは、なぜかというと初心者から中級者の悩みの多くはスマッシュレシーブです。
スマッシュレシーブがあまりできないので、スマッシュが決まることが多くなります。攻撃的にスマッシュを打つ事ももちろん大切です。その攻撃にも「戦略」を含ませるとさらにあなたやあなたの教えているプレーヤーは更に初心者から中級者の壁を破る事が簡単にできる様になります。
関連動画
スマッシュのための筋力
スマッシュ筋力アップトレーニング
ここではバドミントンのスマッシュに必要な筋力をつける方法やトレーニングのお話をしていきます。
バドミントンのトレーニングでは表向きの硬い筋肉は怪我に繋がりやすくなります。
瞬発性の高い動きが多いので、それに柔軟に対応できる筋力が必要になるというわけです。
そのためには、柔軟性のある柔らかい筋肉をつけて、筋力アップを目指す必要があるのです。
スマッシュに必要な筋力とトレーニングとは(筋トレ)
バドミントンのスマッシュで必要な筋力は今まで腹筋、背筋、腕立て伏せを行えばよい。「筋トレは負荷をかけて最大限にやればいいのだ。」と言われていた時代がありました。それこそ、練習中に水を飲むな!などと言われていた時代ですね。
精神面はとても鍛えられていたかもしれませんが、今では考えられない愚行になっていますね。
さて、話を戻しますが、バドミントンでは筋力をつけることで様々な有利なことがあります。
- 筋力トレーニングで付けた筋力のお陰で怪我予防になる。
- 筋力トレーニングで付けた筋力のお陰で触れなかったシャトルが届く様になる。
- 筋力トレーニングでつけた筋力のお陰で体力アップに繋がった。
こんなところがその効能でしょうか。私は筋肉の事には詳しくはないので、ざっくりと2つに分けてお話をします。
筋肉の種類インナーマッスルとアウターマッスル
2種類の筋肉があるということです。筋肉には外側の筋肉のアウターマッスルと内側の筋肉インナーマッスルがあります。
その昔は、外側の筋肉のアウターマッスルを筋力トレーニングで鍛えれば良いとされてきました。
そうする事で筋力は付きバドミントンにも良い影響がでると思われていました。
あながち間違えでもありません。アウターマッスルを鍛えれば、当然筋肉はつくので、バドミントンにも有効です。しかし、それ以上に良い筋肉を付けようというのが、インナーマッスルを鍛えるという考えかたです。
バドミントンでいう良い筋肉とは柔軟性のある柔らかい筋肉です。
外側の筋力トレーニングをしていてはこのような良い筋肉が付きません。
インナーマッスルを鍛える体幹トレーニングなどの筋力トレーニングをしてバドミントンに活かすことのできる身体作りをしていきましょう。
筋力アップ。インナーマッスルを鍛える体幹
インナーマッスルが鍛えられると、身体の核の部分が鍛えられるので、コアトレーニングや体幹トレーニングなどと呼ばれることもありますね。つまりこの体幹トレーニングがインナーマッスルを鍛える方法なのです。
体幹トレーニングを行うことで、バランスがよくなり、苦しい体勢などでも安定した返球がしやすくなります。
バドミントン体幹トレーニングメニューはコレ!効果と鍛え方。(ストレッチ系・インナー系)
筋力トレーニングでスマッシュ力アップ
バドミントンをしている人なら速いスマッシュは憧れのひとつですよね。この頃の世界で活躍しているバドミントン選手でも痩せマッチョなひともいますよね。それでもスマッシュが速い羨ましい。
筋力を付けるトレーニングをする事で当然スマッシュ力アップになります。
細いのにスマッシュが速い人は身体の軸がぶれていません。その軸のぶれない身体作りにはやはり筋力トレーニングになる体幹トレーニング・フットワーク・チャイナステップなどが筋力トレーニングの代表格ですね。
スロートレーニングなども最近では流行っていますが、これも体幹トレーニングに近しい物があります。体幹トレーニングは健康的は身体作りにも役立ちますので是非、取り入れてやってほしいと思います。
肩甲骨(けんこうこつ)で腰の回転スマッシュを!
スマッシュの威力を求めるとどうしてもインパクトに目がいきます。もちろん、インパクトも重要ですが、初期の動作のテイクバックについて少し触れていきます。トッププレーヤーを見ていると、大げさではなくて、スマッシュを打つ時に、テイクバックした際に背中側がネットにむいているんですよね。
つまり、相手からすると背中をみせているようなテイクバックをとっているのです。そしてそれは腰の回転だけでは背中を見せることができません。ではなにか?となりますが、ここで重要なのが肩甲骨の使い方です。肩甲骨とは、両手を後ろで合わせると出っ張る部分ですね。胸の裏側辺りの部分を指します。
この出っ張りのある肩甲骨が左右にあるわけですが、ここの柔軟性もスマッシュの威力に関係しています。そして、腰の回転に加え、肩甲骨の柔軟性を加えると、相手に背中を見せることができます。そこから腰の回転と肩甲骨が戻ることにより大きな爆発力が生まれスマッシュの威力が増します。また、肩甲骨単体で考えると、肩甲骨が使えると前後運動が加わるので、ブレが減り安定したスマッシュが打てるようになります。
肩甲骨を柔らかくするのに、私は「ストレッチポール」や「トリガーポイント」というものを使っています。このストレッチポールは肩甲骨のストレッチもそうですが、体幹も鍛えられてなかなかお気に入りのアイテムです。興味がある方は試してみてはどうでしょうか。
持ち歩きもできるのがこの「トリガーポイント」の良いところ。
体育館でコロコロ出来ます。
デメリットはトリガーポイントよりも重いので、持ち運びには不便ですね。
自宅用としては良いのではないでしょうか。
大胸筋の筋力もスマッシュ力に関係
当然ではありますが、大胸筋の筋力もスマッシュのパワーを増す為にはとても重要です。大胸筋を鍛えること、その他で言えば、腹筋、握力などの筋力は必要になってきます。それでも、そこだけが強ければ速いスマッシュがうてるワケではなくて、前の章でも話した肩甲骨の使い方や、腰の回転運動など、様々な要素が加わり、スマッシュの威力は増していくわけです。
カットスマッシュ
バドミントンカットスマッシュのコツと使い方
今回はバドミントンカットスマッシュのコツと使い方を解説していきます。
カットスマッシュの解説から見ていきましょう。
カットスマッシュとは
カットスマッシュはスマッシュと同じ様に振り抜きますが、面を切っているため失速します。そのため、スマッシュよりも速度の遅いショットになります。相手にスマッシュを打って来る様にみせておく、ひとつのフェイントショットでもあります。そこまで難しいものでもないので、中級者位であれば練習すればすぐに身に付くと思います。初心者の方はまずは面を真っすぐ当てるスマッシュを覚えてください。
フェイントの効くカットスマッシュ
こちらの画像では元オリンピック選手がハイクリアとカットスマッシュを使い分けています。ハイクリアとカットスマッシュを打つ時にどちらもテイクバックに差を付けない様にしますそうすることでフェイントの効いたカットスマッシュが打てる事になります。
フォームを一緒にするとそこから繰り出せるショットの数が増えます。
カットスマッシュのコツと使い方
カットスマッシュは打ってから失速してくるので、球足も通常のスマッシュよりも短くなり足下に落とす事が可能です。カットスマッシュの使い方のコツは、組み立てにあります。スマッシュを数本打って、対戦相手に食い込ませます。
もしくは、少し高めのスマッシュで体制をのけぞらせます。その後にカットスマッシュを打つと、足下にシャトルが来るので非常に処理しにくくなります。大切なのは同じシャトルを何発も打つ事よりも、緩急のあるシャトルを打つ事で対戦相手のタイミングを崩す。これがカットスマッシュの役割であり、コツであり、使い方なのです。
関連動画
https://happy-with.bz/cutsumasyu/
次はバックハンドスマッシュ
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コメント
体のひねりかたが分かりません
ちなみに左利きです
ゆうさん
コメントありがとうございます。
ゆうさんも左利きなのですね。
四角い消しゴムありますよね?
これのカバーを外して、消しゴムをちぎれない所まで両手でひねります。これ以上ひねるとちぎれそうな所で片手を離します。
そうすると反動で消しゴムは元の形に戻ります。
この一連の動きが腰をひねる動作になります。
ゆうさん自身で言うと、ラケットは持たなくてもいいです。肩幅位に両足を軽く開いてください。
両手を伸ばして、肘が耳の辺りに来るように軽くバンザイをします。
ゆうさんは左利きなので、左にゆっくりひねっていきます。
苦しい所まで・・・体を戻します。
今度は同じように一気に苦しい所までひねってください。
すると少し反動で体がもどると思います。
この反動を使いスマッシュを打つと速度が増します。
試してみてください。
ショットを打った後なんですがラケットの勢いを止めれずに手首を痛めてしまうんですが何か手首強化にいい方法ってありますでしょうか?
まいさん
コメントありがとうございます。
手首の強化で普段どこでもできる練習は、500mlのペットボトルを持って手首をこねればリスト強化などに役立ちます。
あとひとつ気になった事があります。
ラケットの勢いを止められずにとありますが、大げさな話、ラケットにシャトルが当たった後は、ラケットが飛んでいってしまう位力を抜いてください。
そうすることで、手首も痛めなくなり、ショットの速度も早くなります。
もしかしたら、まいさんが既に打った後に力が抜けた打ちかたが出来ているかもしれません。
でも、もしやられていないようでしたら、まだまだスマッシュの速度が上がる要素がありますので、試してみてはいかがでしょうか。
バッグハンドからフォアハンドや、フォアハンドからバッグハンドといった、持ち方が変わる技が凄く素振り率が高くなるのですが、どうすればいいですか?
未来さん
コメントありがとうございます。
凄くわかります。難しいですよね。
ラケットの持ち替えを行うときに指全体が動いてしまうので、空振りやミスが多くなるので、こまっている方は多いです。
たぶん未来さんは5本の指全部を握り替えているのだと思います。
それでもよいと思いますが、それでミスが増えたり、空振りが多くなるのであれば別の方法があるのでお伝えします。
コーチや指導をさせて頂くときは、私は親指のみを動かすことをオススメしています。
通常のフォアハンドの親指の場所から、人さし指側に親指を動かします。
グリップの八角形の一番面積が少ない場所に添えるようにします。
そうすることで、指全体を動かさなくても良いので、楽に持ち替えが出来るようになります。
最初は若干の違和感を感じるかもしれませんが、ぜひ試して欲しいとおもいます。
スゴバド
中2男子です。
質問なんですが、先輩の奥までしっかり届くロブやクリアの返球が甘くなりプッシュでたたかれてしまいます。どうすればいいと思いますか。練習方法などを教えていただけるとありがたいです。ちなみに筋力は結構あってフォームもきれいといわれています。身長は167cmです。
柴犬さん
コメントありがとうございます。
ロブとクリアの返球が甘くなりプッシュでたたかれるのは、柴犬さんがドロップなどで返球しているのでしょうか。
または、クリアなどで返球しようとしているのでしょうか。
どちらにしても、『立ち位置』を変えれば解消される可能性があります。
例えば、クリアーやロブでやられるのであれば、ホームポジションを後ろ気味に構えていると後ろのショットでやられにくくなります。
ジュニアのコーチを行うときも立ち位置はとても大事になってきます。
あと気になるのは、ヘアピンなどのショットに向かうときネットに近づき過ぎていませんか?
ヘアピンを取る時に、いまよりも半歩か1歩ネットより遠い所でヘアピンなどを打てないでしょうか?
そこでフットワークの歩数が増えているのかもしれませんね。
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練習方法
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上記で解説したことが当てはまらない場合には、フットワークのスピードを上げていく練習が良いと思います。
『スゴバド フットワーク』か『スゴバド スピードフットワーク』などで検索してください。
頑張ってください。
スゴバド
はじめまして。
最近、ブログを読み始めた者です。
(中学生の子がバドミントンをやっている親です)
よろしくお願いします。
質問なのですが、構え(準備)の体勢についてラケットの位置や足の開き方・位置など、最適な基本形はありますか?
また、スゴバドさんは構えの見本となる方がいたりしますか?
ユーカリさん
コメントありがとうございます。
スマッシュの構えという事で解説させて頂きます。
スマッシュの構えのコツは、弓を引くように真後ろに引くことをイメージしておくとよいと思います。
ラケットは下がらないように意識してください。
下がりすぎるとスマッシュやクリアーなど大振りになるためです。
足の開きは肩幅より広く構えれば良いです。
しかし、大事なのはスマッシュが大ぶりにならないように準備することではないでしょうか。
スマッシュを打つまで一連の流れは野球のピッチャーを参考にされるとよいと思います。
私自身が、フォームの見本にしているのは、周りの仲間や先輩です。
未だに良い情報をみたり聞いたりすると手直しをします。
早速の返信ありがとうございます。
意図した質問はレシーブ側(シングルス)の構えでしたので、
質問場所を間違えました(すみません)
ですが、スマッシュの構え方も大変参考になりました。
小柄な体型なので常に大ぶり気味です。
大ぶりすることで強く・遠くにという意識が抜けきれない
感じです。
野球フォームも参考にしてみます。
ユーカリさん
コメントありがとうございます。
スマッシュではなかったのですね。
失礼しました。
レシーブでの構えについてですね。
『構え(準備)の体勢についてラケットの位置や足の開き方・位置など、最適な基本形はありますか?』
ラケットの位置は・・・
レシーブでの構えは常に『あとはラケットを出すだけ』というイメージで構えています。
例えば、肩を支点にレシーブをすると大振りになります。
それをヒジを支点にレシーブをするとそれよりは振りは小さくなります。
さらに手首を支点にレシーブすると、さらにコンパクトになります。
脇の下がしまっていると、まず肩を動かさなくてはいけないので、最初からリラックスした状態、握りこぶしひとつ程度あけておきます。
その時に肩が上がらないようにしてください。
脇の下が空いている状態であれば、あとはヒジからも、手首だけでもレシーブが可能になります。
『大きな風船を抱えているようなイメージ』とも言われますが、ざっくりいうとそうしています。
私は構える足は肩幅より広めです。
小柄であれば、肩幅程度でもいいかもしれません。
ヒザが使える状態かどうかの方が目安になるかもしれません。
お子さんのシングルで左右に振られるショットや前に行くのが遅いと感じているのでしょうか?
もしそうであれば、リアクションステップやチャイナステップの記事をご覧頂くと改善します。
『スゴバド リアクションステップ』
『スゴバド チャイナステップ』
などとヤフーやグーグルなどで検索されるとでできます。
お役に立てれば幸いです。
スゴバドさま、どうもありがとうございます。
まさに左右のショットや前が遅いと感じていました。
改善の余地がまだまだありそうです。
大変参考になりました。
ユーカリさん
中学生ですから、まだまだ伸びしろは沢山あります。
おこさんの成長応援させてください。
無料のメルマガも発行していますので、登録してみてください。
すいません、質問です。
ロブを奥まで飛ばすにはどうすればいいですか?
あとどうやると相手が甘い球を打ってきますか?
きなこさん
こちらはスマッシュのページなので、次回からはロブはロブのページからコメントをください。
スゴバドをみてくれている人が見やすくなるためです。
ロブを奥まで飛ばすには、しっかり止まっていること。
振り抜くこと。
これが大事です。
ロブを打つ時に、慌てて戻ろうとする人がいますが、戻ろうとする時にロブをあげるとフレームショットになったり浅くなってしまいます。
相手が甘いショットを打つ状況は色々な場面であります。
きなこさんはバドミントンの時、逆にどのような場面で甘いショットを打ってしまいますか?
きなこさんが甘いショットをうつような場面にできれば相手を崩せる!
ということになります。
ブログ読まさせてもらいました。
スマッシュに関しての質問なんですが、打つときに体や腕がぶれてしまうのですが、体感をつけるのがベストですか?
小澤さん
スマッシュのブレの安定には、素振りを行っていく事でも安定した振り抜きをからだに染み込ませる事ができます。
もちろん体幹を鍛えていくことは、スマッシュだけではなくて、バドミントン全体のレベルアップになると思いますので行っていくと良いでしょう。
スゴバド体幹トレーニングの記事
⇒ https://happy-with.bz/badominton-taikan-tore-ningu-kouka-kitaekata/
または、最初の1歩を早くするために、リアクションステップをおぼえていくのも良いです。
スゴバドリアクションステップの記事
⇒ https://happy-with.bz/badmintonnofuxtutowa-kuwohayakusuru-riakusyonsutextupu-tore-ning-rensyuuhouhou/
参考にしていただければと思います。
スマッシュをした時に、ネットに引っかかる事がよくあります。
ネットを超えた!と思ったらアウトになります。
打点はどこが良いのでしょうか?
あと、相手のスマッシュを返せずに空振ります。
返球する時の体のポーズを教えて下さい。
お願いします。
女子バドミントンさん
コメントありがとうございます。
打点がその時によりばらばらなのかもしれません。
その中で調整をしていき、女子バドミントンさんに合った打点を探してほしいと思います。
それとは別に、『標的』といえばいいのでしょうか。
目標物に向けて打つ様にすると安定するかもしれません。
例えば、対戦相手の胸のあたりを狙おう!とか
対戦相手の肩口を狙おう!とか
足下を狙おう!とかですね。
そうして、狙う場所を見つけて打つ事で、そこに打とうと体が調整します。
ぜひ、『標的』を自分で決めて打ってみてください。
スマッシュでコートの端を狙いたいのですが、端を狙うとスマッシュが浮いてしまい、スマッシュも遅くなります
どうすればよいでしょうか?
ざっきさん
コメントありがとうございます。
バドミントンでスマッシュをコートの端を狙ったときと普通にストレートに打つ時と同じ体勢で打っているのかもしれません。
基本としては、スマッシュを打ちたい方向へ向くことでコントロールもついて来ます。
右利きの場合、右足に重心をのせて、左足に体重移動(前へ)をさせていき、インパクト・右足となりますが、最後の右足がシャトルを飛ばしたい方向へ向くことでその方向へ飛んでいくし、失速しにくくなります。
その他にも原因はあるかもしれませんが、まず向きと足の方向を意識して練習してみてはいかがでしょうか。