時間追われている人は練習密度を使おう
時間や制約のために思う様にバドミントンができないので挫折しそうと言う方。
あなたもバドミントンが好きだからこのブログをみているのだと思います。
そして悩んでいるのだと思います。
でも、時間は1日24時間以上作れません。
マインド(考え方)の部分ですが、練習密度という言葉をご存知でしょうか?
練習密度とは読んだままなのですが、バドミントンでなくてもただ時間がながければよいわけではありません。
例えば受験勉強
ただひたすら字を書いていれば受験に合格するでしょうか?
これは明らかに目的が違っています。
字は綺麗になるかもしれませんね笑
しかし、受験勉強は受験に受かるための勉強です。
受験に出そうな問題を勉強する事で受かる確率をあげていくことです
ですから、時間をひたすらかければ、バドミントンがうまくなるわけではないのです。
逆に時間がなければ、ないなりにやればいいのです。
そして、時間がないといっている人。
練習は体育館の中だけではありません。
電車に乗っている時、つま先立ちをしたり、座らないで電車の揺れを利用して体幹を鍛えたり、階段を利用して膝を意識して、スロートレーニングしたり、デスクでパソコンをしているときでも、パソコンに目をやりながら周りがどんな事をおこなっているかチェックしながら、作業を進めれば、周辺視野トレーニングにもなります。周辺視野とは瞬時に広くの場所の状態を確認できる能力のことです。周辺視野はバドミントンには重要とされています。
家事を行っている時に洗濯を干すときにもつま先立ちや複式呼吸、ストレッチしたり、包丁を利用して握りの強弱も料理しながらできるし、フライパンでリストを鍛える事もできます。
介護をされている方は患者さんを抱える時に膝を意識して抱えることで膝周りのアウターマッスル強化です。普段バドミントンでは鍛えられない内股も鍛えることができます。車いすで散歩に連れて行くときも、手にボールでも握ったり、石を二個拾い握力でにぎり、握力を強化できます。
こうしたことを常日頃から意識して私はバドミントンに対するトレーニングを常に行っている事を身体に言い聞かせてください。
そして体育館に10分でも練習ができるなら、足を運んでください。
シャトルに触れられる時間に制限があるほど、練習密度を濃くしなければならない意識が芽生えます。
そうすると普段3時間練習している人よりも遥かに実の濃い練習が出来る様になります。
わたしも数年前仕事が忙しくやっていましたが、全国シニアで3位に入賞できました。
ただ、練習をやれる時間がとれる人はやってください。
バドミントンを再開したけどうまくいかなくて挫折しそうになっている。
マインドの部分からお話をします。
怪我での再開もあるでしょう。落ち着いたので再開した人もいるでしょう。
そのお休みの期間に周りの人は続けていたのです。
ですから、あなたが勝てなくて挫折しそうになっているのは、厳しい言い方かもしれませんが、お門違いです。
あなたは怪我をしたにせよ、休んでいたのです。
みんなのほうが努力を重ねてきているのです。
昔は勝てたのにとか、なんで負けるんだというのが、間違っています。
勝てない、負けるのは、あなたが弱いからです!
プライドが邪魔しています。
そんなものはいりません。捨ててください。
そうする事で0からスタートできます。
経験は時として成長の邪魔をします。
私も27歳の時にバドミントンで怪我をしました。
その前まで地区大会で4、5部であまり勝てない選手でした。
手術後努力したけど、最初は前に勝てた人にも勝てませんでした。
悔しかったです。
でも、頑張って努力したら、全国で勝てる様になりました。
プライドがなくなれば、自分がバドミントンが好きで頑張りたいと思えばできることが沢山あります。
わたしもまだまだ頑張ります。
皆さんも頑張ってください。ブログという形で応援させてください。
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バドミントン挫折したくない!練習密度と縄跳びで速度あるステップを手に入れよう。
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バドミントンに挫折したくない!自宅でできることなどもお伝えしました。
バドミントンの根本をここでは解説します。
バドミントンはラケット競技と言われていますので、腕、上半身が大切なスポーツに思われがちです。
逆にサッカーはどうでしょう?
足を使うスポーツだから足が大切ですが、じつはそれだけではありません。
足だけが強くても上半身が弱かったり、体幹が弱いと全体のバランスが悪く倒れやすい選手になります。
バドミントンでも同じことがいえます。
上半身だけ強くてもバドミントンは強くなれません。
下半身を鍛える、瞬時に反応出来る事で、バドミントンは強くなれます。
では自宅や公園などで1人でやれる練習メニューです。
練習密度の話にもありましたが、縄跳びをすることでバドミントンで必要なものが結構揃います。
縄跳びをすると
- 脚力が付く(シャンプスマッシュや初速動作の速度が上がる
- 持久力が付く(ここでは疲れにくい身体を作るという認識でお願いします)
- 乳酸の逃し方を覚える(連続飛びを行うと乳酸がふくらはぎに溜まります)
- 体幹を養う(バランス強化)
- 有酸素運動(ダイエット効果)
と多くの縄跳びの効果が得られます。
特に個人的には5番魅力的です笑
そして、これが体育館にいかなくてもできる手軽さ。
縄跳びって素晴らしいです。
フットワークの速度を養うには、はじめの一歩です。
そのバネをつくれるのも縄跳びなのです。
その上全身運動になるので、体幹も鍛えることが出来ます。
手軽に始められて、身に付くのも早い縄跳びトレーニングはおすすめです。
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バドミントン総合案内まとめ記事
下のリンクがスゴバドの総合案内になります。
今回はバドミントン挫折したくない!縄跳びで速度あるステップを手に入れよう。ということでお話をしてきました。
コメント
フットワークを早くするためのトレーニングを実施しても、相手のフェイントに引っかかってしまい、ノータッチが発生します。これを少なくするにはどのようなトレーニングが有効なのでしょうか?
ユーカリさん
考え方なのですが、相手のフェイントに引っかかるのが当たり前と考える方法と相手のフェイントに引っかからないようにするという考え方があります。
フェイントは左だと思ったら、右。
前だと思ったら後。
右前だと思ったら左後ろ。
と大抵の場合は真逆にフェイントにかかります。
なので、一度フェイントで騙されても、次に真逆に動ける体勢をつくることが必要です。
ユーカリさんが何段もある階段を段を抜かして大股で登っていたとします。
大股を開いた時に階段上から大きな落石がきたら潰されてしまいます。
これが、普通に階段を登っていたら、よけられると思います。
フットワークの最初の一歩が大きすぎると予測した側にしか動けなくなります。
その訓練が以前にもお伝えしているチャイナステップだったりです。
まずは、フェイントにひっかからないようになることよりも、ひっかかっても対応できる力をお子さんに身につけてもらえればいいのではないでしょうか。
今日やれば、明日できるようなことではありません。
ユーカリさんの忍耐も試されますね。
根気強く見守ってあげてください。